こんにちは! 美部屋セラピスト&収育士の堀江梨江です。この連載では、家族みんなが心地よく暮らせる“美部屋”を目指すメリットと美部屋づくりのためのノウハウをお伝えしています。

「片づけ好き」は遺伝しない? だから身につけたい片付けを教えるスキル

  第1回の記事でお話ししたとおり、美部屋をキープできていれば、無目的の外出が減ってお財布にやさしく、家族団らんの機会も増えて心身もリラックスできてとイイコトだらけ。でも、仕事と育児でなかなか片付ける時間が確保できないというお悩みは、日々私の元にも寄せられますし、私も働く母として実感するところ。と言うと、「堀江さんは片付けが得意なんだから、そんなお悩みないでしょう?」と返されるのですが、工作大好きで散らかし上手な息子(現在、中学1年生)に何度「どうして片付けられないの!?」と声を荒げたことか。

 そう、親が片付け好きだからといって、子どもも生まれつき片付けが好きというわけではないのですね。

堀江梨江さん
堀江梨江さん

 まれに「親子そろって片付け好き」というご家族もいらっしゃって、そういうお宅はとてもキレイなわけですが、なかなか家が片付かないという方は「親子そろって片付けが苦手」というパターンが多いですね。

 そして、わが家のように「親は片付けが好きだけれど子どもは苦手」というパターンがあり、逆に「親は片付けが不得意だけど子どもは得意」という場合もあります。いわゆる“反面教師”型ですね。実は、私の子ども時代はまさにこのパターンで、母はとってもザックリ系の暮らしの達人でした。

 私が小学生くらいのころ、母の手料理がおいしかったので「作り方を教えて」とお願いしたら、「しょうゆを入れる量はね、“ドボドボ”くらい。みりんは“ちょびちょび”よ」と母にしか分からない単位で教えられる始末(笑)! 家の片付けについても、大雑把な感覚でやって満足しているような母でした。幼心に「母に教わろうと期待してはいけない」と察した私は、そこから自力で片付けを研究し、片付けそのものを楽しいと感じるようになり、今に至ります。

 そして、片付け好きな大人に育った私が産んだ息子はというと、先述のとおり。つまり、「片付け好きは遺伝しない!」というのが私の実感です。だからこそ、片付けのスキルを子どもに教えるノウハウを知ることが大切だと思うのです。

次ページから読める内容

  • 小学生になるまでには「出したら戻す」の習慣を
  • 部屋が片付いたときの「気持ちいい」を積み重ねる

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