うちの子も、こども食堂に行っていいの?
「こども食堂、始めます。ぜひ来てくださいね」という1枚のチラシが、保育園からのお便りの中に入っていました。
皆さんは、こども食堂に行ったことがありますか?
こども食堂とは、家庭の事情で1人ぼっちで食事を取らなくてはならない子どもに、温かい食事を提供する場所。子どもが1人で入ることができ、食事だけでなく、子どもが安心して過ごすことができるコミュニケーションの場としての役割を持っています。東京都大田区の「気まぐれ八百屋だんだん」が第1号といわれ、ここ2~3年で広がり、今やその数は全国に400カ所以上、安田が住んでいる世田谷区にも30カ所あるといわれています。(2017年5月現在)
安田 でも…うちの子が行ってもいいのだろうか?
わが家は裕福とはいえませんが、夫婦共働きでなんとか生活ができております。「こども食堂=経済的に厳しいご家庭のお子さんが利用する場所」という、漠然としたイメージしか持っていなかった私は、正直最初は戸惑いました。
ですが、チラシには「保護者の帰りが遅く、孤食になりがちなお子さんを対象に、みんなで食事をしたり、宿題をしたり、遊んだりする場所です。お気軽にお申し込みください」と書いてあります。
安田 「こども食堂」って、いったいどんな場所なんだろう? 思い切って、6歳と3歳の子どもを連れて、お出かけしてみました!