「帰宅後の限られた時間内においしく作る」が条件
料理をあまりしたことのないパパでも帰宅後の短時間で用意できる献立としておすすめしたいのが、「一汁一菜」です。
一汁一菜には色々なスタイルがありますが、本特集で紹介するのは「ごはん+汁+菜(メインのおかず)」の夕食メニュー。メインのおかずは食べ盛りの子どもが喜ぶ肉料理、魚料理です。いかに手早く、いかにおいしい料理を作るか。そのために知っておきたいルールやコツと具体的なレシピを紹介していきます。
一汁一菜のレシピを教えてくれるのは、30年以上、料理の世界で実績を積んできた料理研究家・本田明子さんです。「もし男性が料理の効率的な方法を知り、片付けまでの一連の流れをシステム化できるようになったら、最強でしょうね。料理を重荷と感じているママには心強い味方になるはずです」と本田さんは話します。
特集1回目でお伝えしたように、料理は正しいプロセスを踏みさえすれば初心者でも上手にできるもの。自分の作った食事が一度きりのまぐれではなく、何度作っても安定しておいしく、しかも時間制限内に完成できると、次への自信につながります。
まずは、知っているのと知らないのとでは大きな差がつくコツと、肉でも魚でも味がおいしく決まる“魔法のソース”レシピを、本田さんに教えてもらいましょう。