妊娠するとよく耳にする「葉酸」。実は妊娠前から授乳期までの長期間にわたって大切な役割を果たす栄養素だということを知っていましたか? なぜ葉酸が必要なのか、どんな食品から取れるのか、サプリでもOKなのかなどを専門家に聞きました。

【妊娠~職場復帰ママ・パパ向け/まずは食を整える】
(1) やせが多い日本女性 BMI19未満は妊活の脅威
(2) 子の体と脳、産後の健康まで影響する妊娠中の食
(3) 葉酸は3倍以上必要に サプリ併用でトラブル予防  ←今回はココ!
(4) 「小さく産む」は時代遅れ 妊娠・出産のウソホント

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

葉酸は妊娠計画中からとらないと間に合わない

 ビタミンB群のうちのひとつである葉酸は、妊婦さんになじみの深い栄養素。妊娠を機に、葉酸を意識してサプリを飲んだり、野菜を多めに食べている人もいるのでは。「でも、どのくらい必要か把握している人は少ないのではないでしょうか。摂取推奨量の多さにはびっくりするはずです。しかも、食品から取る葉酸は吸収率が低く、体内に蓄積されにくいので、毎日欠かさず食べる必要があります」と話すのは、帝京科学大学教授で栄養学博士の上田玲子さん。

 上田さんによると、妊娠していない成人女性が1日に摂取したい推奨量は240μg。妊娠するとこれに240μgの加算が必要になります。「妊娠計画中と妊娠3カ月ごろまでの初期は、サプリ等さらにで1日400μgを追加することがすすめられています」

 つまり、妊娠初期なら1日880μg。非妊娠時の3倍以上の量です。それほど必要な葉酸、いったいどのような役割があるのでしょうか。

<次ページからの内容>
・ 葉酸は胎児の先天異常のリスクを減らす栄養素
・ 細川モモさん「働く女性の42%が葉酸不足」
・ 葉酸が多いのは野菜。通年食べやすいのは納豆
・ 葉酸食材はサラダ、スープ、いため物で食べよう
・ サプリは取った量を把握しよう 耐容上限量を守って

次ページから読める内容

  • 上田玲子さん「葉酸は胎児の先天異常のリスクを減らす栄養素」
  • 「造血のビタミン」として授乳期も必要
  • 細川モモさん「働く女性の42%が葉酸不足」
  • 葉酸が多いのは野菜。通年食べやすいのは納豆
  • 葉酸食材はサラダ、スープ、いため物で食べよう
  • サプリはとった量を把握しよう 耐容上限量を守って

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