眞鍋かをりさんに、ママとして、妻として、仕事人としてのあれこれを語っていただくこの連載。子どもは今、1歳5カ月です。最近、「子育てに学歴は必要か」のテーマで議論する番組に出演した眞鍋さん。ご自身は横浜国立大学卒ではあるものの、子育てにおいては「学歴不要」と考えます。ただし、生後間もないころから幼児教育に熱を上げていたこともあったとか。当時からの変化と今の考えを率直につづります。

「子育てに親の学歴は必要か?」で議論する番組に出てきました

 なんだか、春めいてきましたね! 花粉症持ちの私にはつらい季節ですが、寒さ厳しい冬が過ぎることに、ひとまずホッとしています。

 今年の冬は、本当にキツかった…! なんと、4回も風邪を引いたんです、4回ですよ! 授乳中は免疫が落ちるといいますが、まさにそれを身をもって知りました。

 一番しんどかったのは、胃腸の風邪で脱水症状が出たとき。胃痛と吐き気でほんの少しの水も受け付けずフラフラになっているところに、子どもがオッパイを飲みにきて、さらに脱水するという…。本気でミイラになるかと思ったわ。高熱より何より、授乳中の母がもっともつらい症状は、脱水です!

 さてさて。先日、お仕事で「子育てに(親や子ども自身の)学歴は必要か?」というテーマで議論する番組に出演させていただきました。

 こういった内容で出演する場合、暗に「学歴は必要」という立ち位置による意見を求められてるな…と感じることもあるのですが、今回はありがたいことに、そういうこともなく。今のところ1歳児の子育てに学歴が必要と感じたことはないので、スタジオでは「必要なし」とさせていただきました。

 だけど、実際に高学歴ママさんたちの子育てを見ていると、その熱心過ぎる教育法にちょっと引きつつも、「確かに、わが子にできるだけ良い学びを与えてあげたいと思うのが親心だよな~」と改めて自分の子育てについて考えてしまいました。