「主婦休みの日」である1月25日を前にした1月23日、夫のための家事セミナー「夫婦円満! パパ家事サイエンス講座」が都内で開催された(主催:サンケイリビング新聞社)。同セミナーでは、洗濯や食器洗いに関する科学的に裏付けされたノウハウのほか、「主夫が考える夫婦円満家事のススメ」と題されたトークセッションが開催され、家事、育児に積極的な“主夫志望”の多くの男性が自発的に参加した。

主夫にとって大切なこと

 このトークセッションに登壇したのは、“主体的に家事、育児をする夫”を増やすために活動する「秘密結社 主夫の友」のメンバー3人。主夫として日々、生活している3人の講師の皆さんは、どのような毎日を過ごしているのでしょうか? また、主夫が考える「夫婦円満家事」とは!? 主夫講師3人によるトーク内容をお届けいたします。

堀込泰三さん
「秘密結社 主夫の友」CEO。在宅で翻訳をしながら2人の息子を育てる兼業主夫。大手自動車メーカーで開発職に携わり、長男誕生時に2年間の育休を取得。その後、退職して専業主夫となり、同時に多くのメディアで翻訳記事を執筆している。著書に『子育て主夫青春物語』(言視舎刊)がある。


杉山ジョージさん
「秘密結社 主夫の友」広報担当。兼業主夫の放送作家で、中1と年中の娘を持つパパ。2008年より兼業主夫として、家事・育児全般をこなす。そのドタバタぶりを『新ニッポンの父ちゃん~兼業主夫ですが、なにか?~』(主婦の友インフォス情報社刊)にまとめている。


佐久間修一さん
「秘密結社 主夫の友」総務部担当。専業主夫で4歳の息子を持つパパ。大手コンピューター会社に就職後、いくつかの転職を経て30歳でグラフィックデザイナーの女性と結婚。結婚直後にサルコイドーシスという難病であることが発覚し、退職。妻に離婚を申し出たところ、グーで殴られ、「私が働くから、あなたは治療に専念しなさい」と言われ、専業主夫になることを決意した。


(左から)杉山さん、佐久間さん、堀込さん

「秘密結社 主夫の友」とは?

堀込泰三さん(以下敬称略) 女性の社会進出といったことがよく言われていますが、その裏には、必ず男性の「家庭進出」が必要だと言われています。私たちは、ファザーリング・ジャパンという団体のなかにあるプロジェクトとして、男性の家庭進出を推し進めています。

 男性の家庭進出を推し進めるには、「制度」と「風土」「意識」の3つの方向からのアプローチが必要だと考えています。制度などでは、育休制度などが整いつつあったり、風土の面では「イクボスプロジェクト」が進んでいて、小池東京都知事がイクボス宣言をされたりして話題にもなっております。

 ところが、最後に残るのが意識の面。「男は仕事。女は家庭」という根強い意識の部分をもっと変えていきたいということで、このプロジェクトを推し進めているんです。

 そこで、「主夫」の定義をメンバーで集まって考えました。それは、しゅうちゃん(佐久間修一さん)のような専業主夫の人はもちろんのこと、収入や働き方にかかわらず、主体的に家事・育児をする夫のことを主夫と名付けることにしました。

 活動目標は、政府が2020年までに女性の管理職を3割に増やすという目標を掲げているので、私たちは、男性の3割を主夫にしようという、壮大な野望を掲げています! とはいえ、家事・育児の配分がどうであれ、主体的にやろうと思う夫であれば、主夫ですから、すべての夫が主夫になることが最終ミッションだと思っています。

 ただ、今のところ、主夫と言うと「ヒモでしょ!?」と思われてしまうんですよね。なんだか、よく分からないけれども、仕事しないで遊んでいるといったイメージになりがちです。でも、主夫というのは、専業ならフルタイムでしっかり家事・育児をするし、仕事をしながらも主体的に家事・育児をする兼業主夫もいます。

※「主婦休み」とは、サンケイリビング新聞社が2009年に日本記念日協会に申請、登録された1/25、5/25、9/25の3日。日ごろ家族のために家事をがんばる主婦・主夫がリフレッシュしたり、家事の大切さを家族で分かち合う日です。

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