語学学習を挫折し続けた私が、オンライン英会話だけは楽しく継続
“読み書きはできても、英語での会話がうまく成立しない”。外国人恐怖症気味だった私が、オンライン英会話を始めたのが2015年2月。娘が小学校入学を控え、日々成長する子どもを横目に「私も将来の成長につながる何かを始めたい」と考えたのがきっかけでした。
大手英会話教室や英会話カフェ、聞き流しの英会話教材など英語学習の挫折経験は数知れず。「子どもが英語に興味を持つには、まずは親が変わらないと」という思いもあり、まずはできることから。オンライン英会話大手のレアジョブを最初は月8回から始め、英語学習を続けるリズムを作るのに試行錯誤もありましたが、友達感覚で付き合える講師と出会ってから、ほぼ毎朝25分間受講しています。娘も私と同じ講師に教わり1年強。週末を中心に月8回ペースで継続中です。
わが家の英語学習予算は母子合わせて月1万5000円以内。私がオンライン英会話に求めるポイントは、「親子で気軽に異文化に触れられる」「自国以外の文化・言語に興味を持てる」「英語でのコミュニケーションを楽しめる」ことの3つで、いつか子どもが学習意欲に目覚めたときのために、日常の中で世界とつながる体験を大切にしています。
フィリピンへの親子旅をきっかけに、娘もオンライン英会話をスタート
「自国以外の文化・言語に興味を持てる」という点で印象的なエピソードが、フィリピン・ボラカイ島への家族旅行。レッスン中に複数の講師からその存在を聞き、「アジアNo.1ビーチが、フィリピンにある」ということに私は興味を持ちました。
そこで、レッスンも兼ねて現地の情報収集。具体的な目的や共通の話題があると会話が盛り上がり、意思の疎通意欲に火が付きます。子連れでの失敗は極力避けたいので、現地の優良旅行社をはじめ、旅情報サイト、イチオシのビーチ&ホテル、航空券のセール情報、ターミナル移動が不要な日本の航空会社+LCC乗り継ぎなど講師から聞いた情報を基に念入りに事実確認を行い、各所手配しました。
ボラカイ島からの帰国後には、娘もオンライン英会話を開始。今やアメリカのトランプ大統領と同じように、フィリピンのドゥテルテ大統領の名前も知っている、娘にとって身近な国の一つです。
英会話に限らず、あらゆる学びにおいて講師との相性や信頼関係はとても大切。「この人ともっと話したい」「この人といると楽しい」と思えないと長続きしません。逆に、一生徒として、私も講師に同じように思ってもらえるよう、直前のキャンセルは極力避け、講師に興味がある場合は日本の文化を紹介したり、逆にフィリピンのニュースに関心を持ったりするなど意識して続けています。
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