危険な三上寛さんの歌

 40年前と同じように同じ場所・中央線沿線のライブスポット(西荻・アケタの店)で、三上寛に会えた。この日のライブは三上寛とドラムの石塚俊明(なんと伝説のバンド「頭脳警察」のトシ!)。安易にレジェンドなんて呼びたくはないけれど、息子に紹介するときにはどうしてもレジェンドと連呼してしまう。

 ドラムをやっている次男にも聞かせたかったが、受験の真っ最中だったので諦めた。でも、帰ってから兄が、受験終わったら石塚さんのドラムは聞きに行ったほうがいいよって、ちゃんと伝えていた。よしよし。 


左/何かが始まる、という雰囲気あふれる「アケタの店」の入り口。中央線沿線のライブスポットといえばほとんどが雑居ビルの地下だった。右/アケタの店はsince1974。なんと三上寛さんは開店以来ほぼマンスリーで出演中! 年季の入った黒板に三上寛+石塚俊明の名前が躍る

 休憩中に挨拶に行った。息子が言った。「iPodに入れて持ち歩くような音楽じゃないです。いいかげんに聞けないっていうのか……、危険な感じです

 寛さんは「おうおう」ってうなずいて、親子で聞きに来たことをとても喜んでくれた。私は発売中のCDにサインをもらって、めちゃくちゃうれしかった。歌は相変わらずというか、パワーが半端ない。吠えるような歌声に部屋が震えた。そして、久しぶりに生で聞いて驚いたのは、演奏の素晴らしさだった。


ツーショットも快く受けてくださった三上さん(左)。完全にミーハーになっている私(右)