慌ただしい毎日の中でふとした瞬間に流れる優しいメロディー

―― 家族と離れて自分個人としての時間を持つことって大事ですね。それが結局、家族のためになる。

hitomi 3人の子の母親になったことで、「親として頑張っていきたいし、しっかり育てていきたい。そのためにも自分の心身の健康に気を配っていきたい!」とより一層思うようになりました。

 慌ただしい毎日は大変ですが、 そんな中でもふとした瞬間に流れる優しいメロディーを感じるときがあるんです。例えば、きょうだい同士で仲むつまじく笑い合ったり、時々ちょっかい出し合ったり、お姉ちゃんが弟たちの面倒を見て頼もしく感じたり、そんな子どもたち3人の寝顔を見るときだったり……。小さな幸せを感じる時間がスキマスキマにあるから、また明日から頑張ろうって思えるのかもしれません。

―― これからやってみたいことはありますか?

hitomi 今一番やってみたいのは、断捨離です(笑)。家族が増えると物もどんどん増えていって、今家にある物のうち、半分はいらないものなんじゃないかと思えています。でも、整理する時間もなかなかないし、片づけってついつい後回しにしがちなので、今年こそスッキリさっぱり整理したいと思っています!

 生活をシンプルにしたら、自分に本当に必要なものだけが見えてくるだろうし、これからの仕事やプライベートの新しい未来もそこから生まれてくるんじゃないかと。ヨイショと重たい腰を上げて、お部屋も気持ちも軽やかしていきたいです。

(取材・文/伯耆原良子)