習い事への行き帰りが確認できて安心

 筆者の子どもは、小学4年生のお兄ちゃんと2年生の妹の2人。ココセコムサービスを体感するために、実際にお兄ちゃんにジュニア向けスマホ「ミライエ」を、妹にキッズ携帯「マモリーノ」を持たせてみました。

 お兄ちゃんは、少し遠くまでサッカーに行っているので、「まだグラウンドかな」「そろそろ帰ってきているかな」と思ったときに、スマホやPCで位置を把握できるのは便利でした。

 妹は、平日水泳に行っているのですが、こちらも、無事に到着できたことを地図で確認できました。マモリーノは小さな子どもの手にもちょうどいいサイズで、「友達でこれを持っている子も多いよ」と言っていました。

 小学校低学年のうちは紐で引っ張るタイプでサイズが小さい「マモリーノ」、小学校高学年以降はスマートフォンの「ミライエ」がよさそうです。

 マモリーノは紐を引っぱったら、ミライエは側面のボタンを2度押しするか画面の「開始」ボタンをタッチするとブザーが鳴り、オペレーションセンターに緊急通報が行くようになっています。でも、子どもの誤操作が気になる人もいるかもしれません。そんな人のために、子どもからの通報が登録してある保護者の連絡先だけに届くように設定することもできます。

 さらにミライエでは通報時に、位置情報と撮影した写真(ミライエのカメラで撮った写真とインカメラで撮影した子ども自身の写真の両方)がメールで送られます。保護者が見て異常を感じれば、セコムに連絡して緊急出動をかけてもらうこともできます。

ココセコムサービス“卒業”で、感謝の手紙をもらうことも

 マモリーノもミライエも、auの基本使用料や通信・通話料などはもちろんかかりますが、ココセコムサービスの加入料金・月額基本料金はお支払不要です。子どもの位置を調べるのに費用が発生する場合もありますが、万一の時に緊急対処員に子どものもとへ駆けつけてもらう場合でも、5000円/回(30分を超える場合は30分ごとに5000円の追加料金)と思ったよりリーズナブルな気がしました。

 子どもが常に見守られ、いざというときに駆けつけてくれるココセコムサービス。利用しているパパママにとっては、本当に頼りになる存在のようです。「お子さんが大きくなり、ココセコムサービスを解約することになったときに、保護者の方から『今までココセコムのおかげで安心できました。ありがとうございました』『何かあっても、セコムの方が対応してくれて心強かった』というお手紙をいただくこともあります。そんなときは本当にうれしいですね」(鳥本センター長)。

 身の回りが安全かどうかは、親子が離れているといつも気になるもの。ココセコムサービスの安心感に守られれば、家族が充実した時間を過ごせそうです。

(取材・文/西山美紀 写真/菊池くらげ)

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進級・進学時に親子で考える「子どもの安全」

学童保育がなくなるタイミングや習い事を始めるタイミングなど、子どもが1人で行動するようになると、心配になるのが「子どもの安全」。そんなパパママは、ぜひ、「進級・進学時に親子で考える子どもの安全」にアクセスしてみてください。子どもに携帯電話を持たせるかどうか親が判断するためのポイントや、「子どもの安全4コマ漫画」など、子どもの安全に役立つコンテンツが豊富にそろっています。