レイアウトのコツは「写真左右の余白」

 最初に選んだ通りの順番でフォトブック作成に入っても構いませんが、念のため写真のレイアウトも確認しましょう。

 TOLOTは本の背表紙をのりで固めてとじているので、パンフレットや情報誌のように目いっぱい開くことができません。右側に人物が寄っている写真は右のページに、左側に人物が寄っている写真は左のページにレイアウトすると、見やすく仕上がります。

 レイアウトが完了したら表紙を決めます。表紙は桜や花火、ハロウィーンなど季節感のあるデザインから、自分の写真をはめ込めるタイプまで、全部で約200種類以上。今回は期間限定で提供されている、人気イラストレーターのRiccoさんの表紙を選びました。

 フォトブックのタイトルを入力し、プレビューで確認。問題がなければ発注します。注文者の情報や発送先の情報は、一度入力すれば保存できるので、繰り返しの発注に便利です。

 発注からおよそ5日~2週間程度で到着とのこと(注文混雑時には時間がかかる場合があります)。今回は6日程度でポストに投函されていました。

文庫本サイズなので持ち歩きにちょうどいい

 完成したフォトブックがこちらです。

 画質はだいたいスマホで撮影した通りの色味で印刷されています。しっかりした紙質で指紋も付きにくいので、子どもたちが少々乱暴にめくっても破れる心配はなさそうです。

 わが家では、実家と義実家、自宅用に3冊同じフォトブックを作っていますが、双方の実家とも届いたらバッグに入れて持ち歩き、親戚や知人に見せているそうです。また、背表紙に厚みがあるので本棚に立てて収納できるのも便利です。

クローゼットの一部を文庫本専用の本棚にして、立てて収納しています。写真の右半分がフォトブックです
クローゼットの一部を文庫本専用の本棚にして、立てて収納しています。写真の右半分がフォトブックです

 最近では、文庫本よりも大きいB6サイズで写真が62枚選べるプレミアム仕様の新製品も登場。価格は税込み1000円と文庫本サイズの倍になりますが、卒業式や入学式など特別なイベントのときは、こちらを選んでもいいかもしれません。