(5)帰るときにも、おうちの人に「挨拶」してね

 別れ際の印象というものは、余韻を残すもの・・・最初の挨拶と同様に、最後の挨拶も大切にしたいものです。子どもでも、しっかりと感謝の気持ちを言葉で告げられるように教えてください。

 お友達には 「ありがとう!」「じゃあね、バイバイ!」 でも、おうちの人には「ありがとうございました」「おじゃましました」「さようなら」です。

 まず、相手の目を見てこの言葉が言えるように、そして年齢とともに「お菓子、ごちそうさまでした」や「楽しかったです」など、プラスの一言が添えられるようになればいいですね。

 (6)おうちに帰ったら、お話ししてね

 家に帰ったら、お友達の家での様子をお話しさせるようにしてくださいね。大切な親子のコミュニケーションになります。もし、子どもがお菓子やお食事などをご馳走になったり、どこかへ遊びに連れて行っていただいたりしたら、保護者として「お礼」を言わなければなりません。

「お友達のおうちで、どんなことをして遊んだの?楽しかった?」
「お友達のおうちの人に遊んでもらったり、お菓子をもらったりしたら、お話ししてね。お母さんも、『ありがとうございました』とお礼を言いたいから」

 子どもに自主的な報告の習慣ができるまでは、繰り返して聞いてみてください。