子どもが小さい間は時短で働こうと割り切っていても、同僚より早く帰ることに罪悪感を覚えたり、ランチタイムを返上しても仕事が終わらなかったり。毎日頑張っているのに、仕事の達成感が得られない人も少なくないのでは?「コマ切れ時間を超活用! モヤモヤ感を達成感に!」特集の第2回では限られた時間で効率的に仕事をし、モヤモヤを解消する方法を、フリーランスライターの編集Hが実践しました。

【モヤモヤ→達成感 コマ切れ時間★超活用】
第1回 日経DUAL羽生編集長、コマ切れ時間の活用術!
第2回 編集Hが気の散る在宅勤務を30分+5分で集中! ←今回はココ
第3回 編集Yが汚部屋を毎朝5分整頓の習慣化に成功!
第4回 編集Fがテレビ子守の罪悪感を1分声がけで満足!
第5回 編集Fがその場しのぎ献立を20分買い物で改善!

 DUAL編集部で働くライターの私も、そんな「モヤモヤ」を抱えるママの一人です。5歳と1歳の息子を保育園に預けて職場に向かい、デスクに着いたと思ったら、あっという間にお迎えの時間。帰りの電車でメールを返信し、やり残した作業をスマホにメモして「今日も時間が足りなかった」とため息をつく日々です。

 さらに、私がもうひとつモヤモヤしていることが、在宅勤務日のマルチタスク状態。週に1日は必ず在宅勤務にして原稿を集中的に執筆すると決めているのに、つい家事と仕事を並行してしまい、部屋はピカピカ、原稿は真っ白という事態に陥ることもしばしばです。

 ■ 仕事の時間は伸ばせないので、作業効率を上げたい
 ■ おもに家で働く日の、仕事と家事の上手な両立法を知りたい

 家族が寝静まっている夜中や早朝に仕事をしたこともありますが、睡眠時間を削ったことで体調を崩した経験もあり……。9時から16時、延びても最大17時という限られた時間で効率的に仕事をすることを目標にしました。また、編集部には出勤せず、おもに家で仕事をする日は、家事には目をつぶって仕事に集中するということも考えましたが、やっぱり家のことも少しはやりたい。フリーランスで働くママ友とは、同じ悩みを共有中。普段は時間がなくて作れない手の込んだ煮物や水回りの掃除ができると、それはそれで充実感が得られるような気がします。

<次のページからの内容>
・30分集中法で家事も仕事もこんなに進んだ!
・コクヨ担当者に手帳記述で変わる方法を聞きに行く
・「寝る前5分の手帳タイム」で頑張った自分を振り返る
・まさかの寝落ち、そんなときはこうリカバー
・2週間の実践で、こんな風に変わりました!