ロボ・アドバイザーを初めて体験

 勝浦さんは次に、「ロボ・アドバイザー」(今流行のAIみたいです)による無料診断を紹介。大和証券のホームページで公開しているもので、「ライフプランニング」「資産運用プランニング」「リスク許容度診断」の3種類があります。講演会場では、「資産運用プランニング」を勝浦さんの説明を聞きながら各自のスマホを使って操作していきました。

ロボ・アドバイザーの無料診断を初めて体験。皆さん真剣でした
ロボ・アドバイザーの無料診断を初めて体験。皆さん真剣でした

 資産運用の目的を選び、何年後に何万円貯めたいかという希望を入れて、現在準備している金融資産(当初資金)と今後予定している積立の額を入れると、資産運用のシミュレーション結果が表示されます。

「資産運用プランニング」の画面例。資産運用の目的、何年後に、何万円貯めたいか、現在の金融資産、予定している積立額を入力する
「資産運用プランニング」の画面例。資産運用の目的、何年後に、何万円貯めたいか、現在の金融資産、予定している積立額を入力する

 私は上の子が小学1年生だから、まさに10年後に300万円の資金を確保したい。今その準備として手元にあるのは預貯金100万円で、毎月の積立金は最近投資信託の積み立てを始めたから、その1万円を入力して「次へ」を押すと、次のような結果に---。

「資産運用プランニング」のシミュレーション結果。目標資金の確保のためには、少なくとも4.4%の運用利回りが必要になることが明らかに
「資産運用プランニング」のシミュレーション結果。目標資金の確保のためには、少なくとも4.4%の運用利回りが必要になることが明らかに

 赤のラインが目標額で、青いラインが現在の資産運用プラン。今の状態では「少なくとも4.4%の運用利回りが必要になります」かあ…。もう少ししっかり貯めていかないとなあ…。子どもも2人いるし。

 さらに「次へ」を押すと、最適な運用スタイルを提案してくれます。私の場合は「バランス運用スタイル」でした(あとで数字を変えて、いろいろ試してみよう)。

最適な運用スタイル(日本株式や海外株式、日本債券、海外債券など各資産の最適な配分)を提案してくれる
最適な運用スタイル(日本株式や海外株式、日本債券、海外債券など各資産の最適な配分)を提案してくれる

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