前回の記事「月額1万円の積立投信を買ってみた!」では、ついに、積立型の投資信託を購入しました!マネーについてますます興味が出てきた筆者。今回は、日経DUAL主催のセミナーに参加して、最近よく耳にするようになった「ファンドラップ」について学びます。

中学の塾代に420万円もかかるなんて!

 月1万円の投資信託の積み立てをスタートし、「お金についてもっと詳しくなりたい!」と思った筆者。日経DUALの編集部から、「今度、今話題のファンドラップの講演があるよ」と教えてもらい、早速勉強しに行ってきました。

大盛況だった「子育てファミリーのための教育費とお金のセミナー」(主催日経DUAL、協力大和証券)
大盛況だった「子育てファミリーのための教育費とお金のセミナー」(主催日経DUAL、協力大和証券)

 参加したのは、2月に開催された日経DUAL主催「子育てファミリーのための教育費とお金のセミナー」。このセミナーで、「ネットで診断!今のライフプランで無理なく教育資金を貯めるには?」と題して、大和証券ラップコンサルティング部の勝浦由紀子さんが、ファンドラップについて講演しました。

「教育費は思ったよりかかるので、子どもが小さいときこそ、貯めるチャンス」と語る勝浦 由紀子さん
「教育費は思ったよりかかるので、子どもが小さいときこそ、貯めるチャンス」と語る勝浦 由紀子さん

 勝浦さんもデュアラーで、中学3年生の男の子と小学1年生の女の子がいらっしゃるそう。講演は、ご自身の教育費に関する経験談からスタートしました。

「今15歳の上の子は認可外の私立保育園に1歳ごろから通い、月額6万円ほどだったので、約5年間でトータル360万円。小学校は公立に行き5年生から塾に行ったら、6年間でざっと265万円。中学校は公立で学費はそれほどかかりませんが、塾の費用が月に6万円ほどで、夏期講習や冬期講習が十数万円。塾の出費は3年間で420万円ほどです。下の子も同じようにかかることを考えると、2人あわせてトータルで3000万円くらい必要になります。子どもが小さいときは正直ここまでかかるとは思っていなかったので、お子さんが小さいときこそ貯めるチャンスだと思います!」(勝浦さん)

 公立に行けばそれほどかからないだろうと思い込んでいましたが、中学の塾代に420万円もかかるなんて!今は月1万円ほどの投資信託を積み立てているけれど、もっと真剣にお金を準備していかねば…と、思わず前のめりになりました。