豆乳と甘酒をブレンドしてもおいしい。アレンジ自由自在!

ジャムはお好みの量をかけて。週末の朝に食べるパンやパンケーキにも使うので、ひと瓶すぐなくなってしまうそう
ジャムはお好みの量をかけて。週末の朝に食べるパンやパンケーキにも使うので、ひと瓶すぐなくなってしまうそう

スズキ 今回は葛粉と豆乳を混ぜ合わせてプリンを作りますね。あとで砂糖を加えるので、豆乳は無調整を選ぶといいですね。豆乳の風味が気になる方は、牛乳でももちろんOKですし、豆乳と牛乳の半々のブレンドでもおいしいです。

―― このプリンも材料がシンプルなだけに、応用が利きそうですね。

スズキ はい。息子が甘酒が大好きなので、甘酒と豆乳のブレンドでもよく作ります

―― そのブレンドも魅力的。ほのかな甘みがあって、お砂糖いらずですね。

スズキ そうなんです。葛プリンもみたらし団子と同様に、作り方はとっても簡単です。お鍋に豆乳と葛粉、お砂糖を入れて、とろっとなるまで弱火で10分くらい煮詰めるだけですから。

―― 材料もすぐそろうし、ありがたいです。葛プリンも息子さんと一緒に作りますか?

スズキ 隣に並んで話しながら、作りますね。鍋で材料をかき混ぜながら、煮詰めるところをやってもらうんですが、数分で飽きちゃうので、「器を取ってきて」とか動きをつけながらお手伝いしてもらいます。6~7分経つととろみがついてくるので、そこから交代してやってもらうと「すごい! 重くなってきた!」と喜ぶんです。素材が変化していくのが面白いみたいですね。

―― 理科の実験のような感じなんでしょうね。

スズキ そうですね。とろみがついてきたら、あとは器に盛って粗熱を取り、冷蔵庫に入れるだけ。2時間あれば、なめらかな感触のプリンになります。でも、おなかがすいて待てないときは、出来たてをあったかいまま食べることもありますよ。一つはあったかいまま食べて、もう一つは冷蔵庫で冷やして翌日も楽しむ感じです。

 葛プリンに添えるジャムはいちごです。いちごのヘタを取って、お砂糖と混ぜ合わせて鍋で煮詰めていきます。いちご1パックなら、中火でガーっと煮詰めれば、5分ぐらいでとろっとしてきますよ。味見をして酸味が足りなければレモンを絞って足したりするのもおススメです。

季節のジャムを添えた、なめらか葛プリン(4個分)

●材料
<A:なめらか葛プリン>
葛粉 15 g
豆乳 300 cc
砂糖 大さじ2

<B:いちごジャム>
いちご 1パック(約250g)
砂糖 75g(いちごの重量の30%)

●作り方
1. 鍋にAの材料を入れる。葛粉は茶こしなどで、こしながら入れると溶けやすくなる。
2. 1をかき混ぜながら、弱火でとろっとなるまで10分ほど煮詰める。
3. 粗熱を取り、器に流し込む。冷蔵庫で2時間ほど冷やしてプリンは完成。
4. 鍋にBの材料を入れ(いちごはヘタを取る)、中火でとろっとなるまで5分ほど煮詰めて完成。
5. 粗熱を取り、密閉できる瓶に入れて、冷蔵庫で保存。保存期間は2週間以内が目安。
6. 完成したプリンに好みの量のジャムをかけて出来上がり。

シンプルな味の葛プリンに、いちごのジャムの甘さがいいアクセントに
シンプルな味の葛プリンに、いちごのジャムの甘さがいいアクセントに