眞鍋かをりさんにママとして、妻として、仕事人としてのあれこれを語っていただくこの連載。お母さんになってすぐにスタートした本コラムですが、子どもはもう1歳4カ月になりました。周囲はそろそろ卒乳していくなか、まだまだオッパイ大好きの様子。1日にかなりの回数を授乳している眞鍋さんに、今回は「公共の場で授乳することはマナー違反かどうか」について考えてもらいました。

友人の犬山紙子ちゃんが女児出産。赤ちゃんに会いに行った

 先日、友人でコラムニストの犬山紙子ちゃんがかわいい女の子を出産! 早速赤ちゃんに会いに行ってきました。生まれたての赤ちゃんを抱くと、改めてその小ささと愛らしさに感動を覚えますね。うちの子もまだまだ赤ちゃんだと思っていましたが、新生児が横に並ぶと「これが本物の赤ちゃんや!!」と、ベビー界の世代交代を感じずにはいられませんでした。

 そして、赤ちゃんを抱く彼女もすっかり母の顔。実は、うちの子が生まれたときも、夫婦で病院に会いに来てくれて、ホヤホヤのわが子を抱っこしてくれたんですよ。

 「子ども、かわい過ぎてヤバいね!」「うんうん、しかもこれからますますかわいくなるよ~!」と、ママ談義に花を咲かせてきました。

 ちょっと前まで、2人でキュウリに生ハムをグルグル巻いたものを丸かじりしながら白ワインをがぶ飲みして、朝までくだらない下ネタで爆笑していたというのに…。時は流れ、人は変わっていくものだなぁ。まぁ、お互い子育てがちょっと落ち着いたら、またそんな感じに戻りそうな気もするな(笑)。

 さてさて、前回取り上げたベビーカー論争に続いて、また子育て関連のニュースがいくつか話題になっていました。男性保育士の女児のお世話問題に、公共の場での授乳問題。どちらも賛否両論あるようですが、いろんな意見を目にするたび「子育て真っ最中の人でも、自分とは全く感覚が違ったりするもんだなぁ」と実感します。

 前回すでに書いた通り、私自身は独身時代、子どもに対して寛容な心を持っていたわけではないので、声高に「社会が子どもを受け入れるべき!」とは言えないし、何でもかんでも子育て世代の都合のいいようにルールを作れるわけではない。この考えがベースにあります。