【評価4】ホームドアがないのが大きな減点に

【子連れ視点でバリアフリー度をチェック!】

●ホームドアが設置されていないのでホームの端を歩かないよう注意

●基本的にベビーカー・車椅子スペースは車両の先頭と最後尾に設置。古い車両の場合、設置がないものも

 ここまですべて星4つ以上を獲得してきましたが、バリアフリー度に関しては星3つという結果に。その原因はホームドアが設置されていないことにありました。

利用者数が多く混雑している駅だけに、不安を感じます。

 宮本さんによれば、京急は運行している車両が京急の車両で6種類、相互乗り入れ会社を含めると16種類と多く、それぞれドアの位置が違うためホームドアの設置が難しいのだそうです。また、品川駅周辺の開発事業を計画しているため、現時点ではホームドア設置の予定はないとのことでした。

 京急の車両でベビーカー・車椅子スペースがあるのは、6種類のうち5種。そのすべてが先頭と最後尾にスペースがあります。「800形」という車種は現行の中で最も古く、そのため車椅子スペースはありません。ただしこの車種は多くはないので、気になる場合は一本見送って次の電車に乗るのがおすすめです。

【総合評価】乗降客が多い割には使いやすいと高評価

京急品川駅(調査日:2017年1月)
京急品川駅(調査日:2017年1月)

 京急品川駅の総合評価は星4つ半、84点という結果になりました。ホームドアがないことでバリアフリー度が下がりましたが、ホームには駅員さんの姿も多く、点数で見るよりも安心度は高いと言えます。空港へ行く際に利用する場合は、ベビーカーだけでなくキャリーケースなど荷物が多いと思いますが、エレベーターの位置などを頭に入れて向かえば、スムーズに行くことができるでしょう。

 新幹線への乗り換えや、羽田空港などに向かうための中継点というイメージの京急品川駅。でも、地上にある高輪口改札を出ると、すぐに品川プリンスホテルがあり、ホテル内にはボウリングセンターやシネコン(映画館ロビー内には一時保育の託児所も)など子連れで遊びやすい施設がそろっています。また、イルカショーなどが楽しめる水族館、「アクアパーク品川」も近くにあり、おでかけスポットとしてもおすすめです。

 いかがだったでしょうか? 次回は、再開発が進み、子連れに優しい街になりつつある東急目黒線武蔵小杉駅を紹介します。

(取材・文/小沼理[かみゆ]、澤田聡子)