仕事が忙しく、子どもの生活リズムを崩す夫は頼りづらい

 夫は仕事が忙しく、家事・育児は私1人でこなしていました。日曜日のみ夫が担当してくれることもありましたが、1カ月単位で計画している食費が日曜日だけ大幅に跳ね上がるんです。当然、家の食品の在庫は把握していないし、「家計・子どもの栄養」をトータルで考えてくれないことに、手助けになるうれしさよりもストレスがたまりました。家事や育児って、日々を知らないと、できないものなんですよね。

 それに、私の職業病かもしれないですけれど、寝る時間・食べる時間などの生活リズムが崩されるのもイヤでした。テレビをあまりつけない生活を守らせていたのに、夫はダラダラと見せちゃう。私はおもちゃや絵本にこだわって、子どもと一緒に過ごす時間を大切にしてきました。夫も共感はしてくれるのですが、実行に移せるかというと…難しいものですね。

 子どもが時期をずらしてインフルエンザを発症し、私が2週間仕事を休んだこともありました。さすがにこのときは「このままクビになるかも」と怖かったです。正職員だから戻れましたが、パート勤務に移っていたらこんな甘えは許されず、クビになっていたかもしれないですね。

 私が共働きをやめて、世帯収入が減ってしまうことを、夫はそこまで気にしませんでした。家で子どもたちの面倒を見られるなら、3倍も値段の高い保育園に預けずに公立の幼稚園代だけで済むし、ファミサポ代も不要になります。幼稚園に行っている5時間の間に、洗濯を済ませて、家を片付けられる、そんな感じですね。収入が減る分は、支出を減らして対応しました。遊びに行くお金や食費の節約などを頑張りました。