作り続けていくと、色々と楽しみがある

高橋: 「パパ弁当が日本を救う!」と題して、パパ弁当について語ってきましたが、ボクらはずっとパパ弁当を作り続けて発信していきたいと思いますし、皆さんもぜひ、何かをキッカケにしてパパ弁当にチャレンジしていただきたいと思います。何か、最後にメッセージなどございますか?

柏原: 久しぶりに自分の最初のパパ弁当の写真を見て、本当に稚拙なものだったんだと思いましたが、作り続けていくと、色々と楽しみがあると思います。そこを強調しておきたいですね。

 あと、作っているうちに、子どもの好きなモノが何なのかが分かってきますし、好きなモノはある程度決まってくるはずです。そこで、好きなモノばかりお弁当に入れていると、メニューが決まってしまいます。

 そうではなく、何か1品くらい、今日は新しいモノを入れて挑戦してみようとか、そういった楽しみを見つけると、さらにお弁当作りが楽しくなると思いますので、それぞれの楽しみを見つけて、ぜひ、作り続けていただきたいと思います。

高橋: もちろん、パパ弁当は強制するものではありませんが、機会があればチャレンジしてみていただきたいと思います。パパ弁当を作るようになると、朝の目覚めもよくなりますし、生活リズムができてきますよね。私は4月から始めたばかりですが、朝にちゃんとおなかがすくようになりました。

 ボクはだいたい、前の晩に3~4種類くらい作っておいて、朝に15分くらいでお弁当を作るようにしていますが、今後もパパ弁当を作り続けていきたいと思っています。

渡辺: ボクもあと数年したら、再び毎朝、パパ弁当を作る日が来ると思うので、楽しみにしています。次の機会には、実際にいろいろとみんなで弁当を作りながら、パパ弁当について語りたいですね。

柏原: いいですね。30分とか40分くらいでどうやってパパ弁当がつくれるのか、わかって面白いですよね。

高橋: パパ弁当の第二弾、実現したいですね。みなさん、ありがとうございました!

(取材・文・写真/國尾一樹)