(* このページはお子さんに読んであげてください。自分で読めるお子さんには、直接読ませてあげてください。From 山口照美)

自分を外から見てみよう!

 友だちとケンカした時や、家の人に怒られた時、とっても腹が立ちますよね。「自分以外のみんなのせい、だれも自分をわかってくれない!」という気持ちになります。でも、本当に自分があかんかったことは無かったか、ふりかえってみましょう。

 そんな時、役に立つのがマンガや本を読んだ時の気持ちです。アニメや映画でもいいですね。この間、私は『3月のライオン』という漫画を読みました。いじめの場面があり、強い子に何も言えずに見ているだけのクラスの子たちが書かれていました。読んでいると、腹が立ってきました。いじめっ子にも、見ているだけの子にも。

 でも、同じ場面は私たちのそばにもあります。自分のことは、なかなか見えない。だから、マンガや本の世界を外から見ているように、自分が登場人物になったつもりで、起こったできごとをふりかえることが大切です。

 そのセリフは、言ってよかったセリフでしょうか? 周りの登場人物は、どんな気持ちで聞いたでしょうか? 「宿題しなさい!」と言われた時、主人公のあなたは何をしていましたか?

 こうやって自分を外から見る力を、難しい言葉で「メタ認知」と言います。

 反対に、本やマンガの中で「自分だったらこうするなぁ」と考えながら読むのも楽しいものです。登場人物と似たところやちがいを感じることも、自分を知るきっかけになります。最近見た映画や読んだ本を思い出して、考えてみてください。

● 一言コラム 【最近の山口家】

物作りが好きな娘と最近ハマっているのがUVレジンのクラフト。友達が来たときは、おしゃべりしながら楽しんでいます。悩みの種は息子がグミの入れ物でキラキラのトーマスやアンパンマンを作りたがること……。

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