タレント、二児の母、そして「ホリプロ保育園」えんちょーとして活躍する安田美香さんが、子育てに役立つかもしれないモノやサービスを実際に試してみる『ホリプロ保育園DUAL出張所』。今回のゲストは「おやこ保育園」のおふたり。そして、Gifte!の「ワクワク!忍者体験」に親子でお出かけしてきました!

子どものために「しなくていいこと」が、こんなにたくさんあるなんて!

 「あなたはひとりじゃない! つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関する様々な想い&情報をお届けしている「ホリプロ保育園」。子育てが楽しくなる取り組みをされている人&モノを取材し、300本近い動画を配信しています。今回は、保育士起業家であり、人気で予約待ちの「おやこ保育園」を立ち上げた、小竹めぐみさん、小笠原舞さんがご来園!

安田:お二人は保育士として、最初はいわゆる普通の保育園&幼稚園にお勤めだったんですよね。そこから外へ飛び出して“保育士起業家”として活動の場を広げ、その活動のひとつとして「おやこ保育園」を立ち上げました。どんな保育園なのか、教えていただけますか?

小竹さん:「おやこ保育園」は、0、1、2歳のお子さんと親御さんが通う、“生きることを楽しむ力”を、親子で身につけていく場所です。通常の保育園とは異なり、「園舎は持たず、園庭は街全部!」「親と保育士が一緒に子どもをみる」というスタイルでやっています。

安田:親子で通う、習い事のような感覚なんですね。なぜこのスタイルにしたんですか?

小笠原さん:働くママさんたちは、お子さんを保育園に預けて仕事に行きますよね? 実はその後、保育園では、とっても“すてきなコト”がたくさん起こっているんです!(笑)子どもは、大人には考えつかないような自由な発想を持って、日々成長していきます。私達は保育士として、そのすてきな瞬間に立ち会ってきました。その瞬間を、親御さんにも伝えたい、共有したいという思いがあります。また、私たち保育士がやっていることを知ってもらい、「この瞬間に、こんなふうに声かけをすればいいんだな」など、具体的なやり方をリアルタイムで伝えるコトができるからです。

小竹さん:保育士として培った子どもとの関わり方を、直接親御さんに届けられる場があったら、子育てに悩んでいるママたちも、きっともっと気持ちが楽になるのでは? と思い、「おやこ保育園」を立ち上げました。実際に通っているママさんたちは、「こんなふうに過ごせばよかったんだ!」と肩の力が抜けて、とても楽になるそうです。

安田:その「おやこ保育園」の独自メソッドが詰まった本『いい親よりも大切なこと~子どものために“しなくていいこと”こんなにあった!~』(新潮社)を昨年末出版されましたが、読んでびっくりしました! だって、「○○しなくていいですよ」って、いっぱい書いてあるんですもん(笑)。

小竹さん:大人が手をかけ過ぎなくても、子どもはちゃんと成長する力を持っています。手をかけ過ぎることで、子どもの感受性や可能性の芽を摘んでしまうことにもなりかねませんし。だから「いい親にならなきゃ!」と頑張り過ぎなくていいんです。ママたちと接する中で、「そこ、もっと手を抜いても大丈夫ですよ!」と感じたことを、「○○しない」という書き方でお伝えしています。ママたちの気持ちがふっと楽になってもらえたらうれしいです。

安田:この本を読んで、「いい親になろう、という気持ちを手放そう」と思いました。手放すと、自分が子どもとどうしたいのか? 何を大切にしたいのか? が見えてくるなと感じました。子どもの隣で過ごす時間って最高に幸せで、それだけですごいことなんですよね。

>>インタビュー動画をご覧いただけます。

「忍者に会ってみたい!」――そんな子どもの夢をかなえる体験教室

 さて今回のお試しは、最近、6歳の息子が興味津々なもの。それは……「忍者」! 保育園で忍者ごっこが流行っているようで、帰宅するやいなや、

息子:ママ~! にんじゃって、みたことある? ほんとうにいたの? どこにいたの? なんのために? いまもいるの?

と質問攻めにされます(笑)。男の子って、忍者、好きですよねぇ。何人かのママ友に聞いたところ、「小学校で戦国時代について習い、戦国武将に憧れ→そこから忍者の存在を知り→忍者好きになる」子が多いようです。

 そんな中で、「Gifte! ワクワク!忍者体験」なるものを見つけました。

 「Gifte!(ギフテ)」は、親子で学びと遊びの体験ができるサービス。「仕事」「科学」「文化」「表現」「自然」の5つのカテゴリーの中から、バラエティーに富んだ体験授業を受けられます。例えば、JAXA筑波宇宙センターで「宇宙飛行士模擬訓練」を体験できたり、「落語」や「歌舞伎」体験、「キッズ向けプログラミング教室」など、珍しい内容が多いのが特徴です。その領域での一流のプロが講師をつとめます。

 中でも「忍者体験」は人気のプログラムなんだとか。早速、息子とお出かけしてきました!