お手伝いしやすいアイランドキッチン

 毎日の家事をスムーズにするため、家事動線や片付けやすさにも配慮したYさん邸。キッチンは妻の希望で、回遊性の高いアイランドキッチンを選んだそう。


リビング全体を見渡せるキッチン。お互いに何をやっているかが一目瞭然で、子どもからの声掛けにもすぐ応えられる。背面のブルーのタイルは自分たちで貼ったもの

「子どもたちと一緒に料理をしたかったので、キッチンのワークトップはゆとりのある広さに。アイランドキッチンなら、左右両方から行き来できるので、同時に作業しやすいんです。キッチンに立つとちょうど庭に視線が向いて、外の緑を眺めながら料理できるのもいいですね」


洗面室をキッチンのすぐ隣に配置して、家事動線を短くした。「みんなが同時に身支度できるように」と、洗面ボウルは2つ設置

子どもが片付けやすいロッカータイプの収納方法

 リビングから子ども部屋に向かう途中の廊下には、4つに区切った収納コーナーを設けて、子どもたちの服を収納。一人ずつゾーン分けすることで、「ここは自分の場所」という意識が芽生え、自分で片付けできるようになる効果もあるそう。子どもが片付けやすいように細かいルールは設けず、「洋服やバッグはポールに掛けるだけ」「文房具や小物は収納ボックスに入れるだけ」と、シンプルな収納方法を採用しています。

「朝起きたら子ども部屋を出て、この収納スペースで着替えて、リビングへ向かう。ルーティンで流れを作ってあげることで、身支度もスムーズになりました」


4つに区切った収納ゾーン。扉のないオープンなつくりで、子どもが出し入れしやすい。上段には上着や習い事のバッグ。もともと服が少なく、引き出しに春夏秋冬の服がすべて入っていて、季節ごとの入れ替えの必要はない

お手伝いボードが家族の自覚を高める


お手伝い内容を書いたホワイトボード。マグネットなので貼り替えるのも簡単

 リビングの壁には、「洗濯」「お風呂掃除」「靴並べ」「リンダ(犬)の散歩」など、子どもたちの「お手伝い当番」を記したホワイトボードが掛かっています。

「今年の初めに、『自分たちのことは自分たちでできるようになろう』と目標を立て、家事も手伝ってもらうことにしました。お手伝い内容がそれぞれマグネットに書かれていて、上3人の子どもが交代で担当しています。担当は日替わりです。目に入る場所に掛けておくことで、親が言わなくても、自分から『今日はこれをしなきゃ』と思ってくれます」


お手伝いの担当は子どもが決めてマグネットを貼り替える。これも自主性を育てる工夫