対策その2:大学資金の貯金を増やす方法を子どもと検討

家計の見直し

 貯金を増やすには、まずお金の使い方を見直し、ムダを削減することから始めましょう。

(1)通信費・保険料を減らす…すぐに着手できて効果が高いのが通信費。家族全員格安スマホにするだけで、月数千円の節約が可能なことも。また長年見直していない死亡保険はありませんか? 子どもの成長とともに必要保障額は減るため保険料を減らせる可能性も。なんとなく入っていた保険も本当に必要かチェックしましょう。

(2)子ども関連のお金の使い道を見直す…必要以上にモノを買ってあげていると感じたら、子どもと話し合い、親が買ってあげる頻度を減らすか、本人の小遣いをアップして必要な物を買うよう自己管理させるのも手。また子ども自身にも無駄遣いが多くないかをチェックさせ、減らせた分は「教育資金のため」として貯金にそっくり回しましょう。

運用の力を借りる

 子どもが中学に入学したばかりなど、大学入学の費用が必要な時期まで少し時間があるなら、運用の力を借りることも一つの選択肢。その場合は19歳以下の人が口座開設できる(※)少額投資非課税制度「ジュニアNISA」も検討してはどうでしょうか。この口座の運用・管理は親権者等が代理となって行ないますが、年間投資上限額の80万円までは売却益、配当、分配金にかかる税金が非課税(5年間/継続管理勘定に移し替えれば20歳まで非課税で保有可能)。一般的な証券取引口座では20%超の税金を納めるため、非課税である点が大きなメリットです。しかし元本は保証されておらず減るリスクもあるため、大学資金形成の手段の一部として利用することが大切です。

(※)口座を開設する年の1月1日時点で19歳以下の人が対象で、開設できるのは2023年まで。そのほか非課税となる投資対象が決まっている、払出しは本人が18歳になってから、などの条件があります。