DUALおでかけサポート 2017年1月19日発行

 平日は忙しくて、うっかり次の週末の予定を何も考えていなかった!……なんていうことも多い共働きファミリー。そんな日経DUAL読者の代わりに、休日のとっておきのおでかけ情報を厳選してお届けします。

【1】鬼は外!福は内!子どもと参加したい節分祭5選(首都圏・関西のイベント先取り情報)
 ● しもきた天狗まつり【東京・下北沢一番街商店街】
 ● 節分祭【東京・水天宮】
 ● 箱根神社節分祭追儺式【神奈川・箱根神社】
 ● 平安神宮節分祭【京都・平安神宮】
 ● 星祭節分会【兵庫・中山寺】

【2】1月21日(土)・22日(日)に行ける親子おでかけ場所(首都圏・関西)
 ● 九州・中国地方の紙文化に触れる
 ● 季節の生き物を観察しながら散歩
 ◇その他3本

鬼は外!福は内!子どもと参加したい節分祭5選(首都圏・関西のイベント先取り情報)

 あっというまに小正月(1月15日)が過ぎ、気づけば鬼は外! 福は内! と言いながら炒った大豆をまいて鬼を払う節分の日まで、あと2週間ほど。もともと「節分」は季節を分けることを意味する、立春や立夏など季節が始まる日の前日のことで、現在は特に立春の前日である2月3日ごろを指します。季節の変わり目は邪気(鬼)の出やすい時期だと考えられており、それを払うための行事が「節分祭」と呼ばれていました。その起源は古く、平安時代に行われていた年中行事「追儺(ついな)」から生まれたとされています。
 今は家庭で手軽に豆まきをして終わることも多いと思いますが、せっかくの伝統行事。神社やお寺などに出かけて盛大に節分祭を体験してみてはいかがでしょう。

DUALチェック!

 東京・下北沢で行われる「しもきた天狗まつり」は、今年で85回目になる伝統ある節分祭です。大天狗・烏天狗を中心としたパレード「天下一天狗道中」があり、商店街を歩きながら福豆をまいてくれます。中でも特徴は豆をまくときに「福は内」を3回唱えること。福が充満することで鬼はおのずと退散するという考えから「鬼は外」とは決して唱えないそうです。
 神奈川・箱根神社の「箱根神社節分祭追儺式」では、鬼が水上スキーで芦ノ湖を逃げるという珍しい演出の節分祭が見られます。前夜の2月2日には約200発の花火が上がる冬景色花火大会も。
 その他、子どもが法被を着て豆まきに参加できる東京・水天宮の節分祭や、京都・平安神宮で行われる本格的な節分祭、兵庫・中山寺の宝塚歌劇団生が演じる現代風の追儺式などバリエーション豊富にピックアップしています。

 首都圏・関西の子どもと参加したい節分祭の情報は、次の通りです。