日経DUALの読者の皆さま、明けましておめでとうございます。編集長の羽生祥子です。

2017年のお正月は、どんな場所で過ごしましたか?私は、大みそかにようやく4人家族が私の実家に集結し(それまで子どもたちは一足先に帰省、両親はそれぞれ仕事)、新年の抱負を温泉で語り合ったりしました。

そのときの娘(10)の発言。「ママは子育ての一番大変なときもすぎたでしょ。これからは自分のことにもっと時間をかけなきゃ、ジンセイあっという間よ」・・何と生意気な(笑)!まだまだ大変なのですが! そこで私はこんな話をしました。

子どもたちの半数が109歳の人生を生きる

国連の推計によると、2014年に日本に生まれた子どもの半数が到達する年齢は、なんと109歳。2050年までに日本の100歳以上の人口は100万人を突破する見込みです。

20歳で成人、30~40代で仕事と子育て、50~60代で退職、あとは余生を楽しんで一丁あがり! こんなライフモデルはすっかり古い時代のもの。子どもも私たち親も、「100年人生」が当たり前の時代に生きているのです。

「ママは今40歳で、昔だったら“一息ついてそろそろ仕上げ”の年頃だったかもしれないけどね、長~い100年人生でまだ折り返しにもいってないの。ここからが本番よ!」
「本番?」
「そう。大人になっても夢を描く力、努力を楽しむ力が、いよいよ試されてると思うんだ。そうでもしなきゃ、あと60年も何するのよ?」 
こんな話しをして、今年にチャレンジしてみたいことをお互い打ち明けあったりしたのでした。

皆さんの人生100年プランはどんなものでしょうか? その100年の中で、今年という1年はどんな年になるでしょうか。

2017年も日経DUALは、多彩なママ・パパが描く夢や、努力を楽しむ姿をお伝えしていけたらと思います。さらに、表紙・特集・新連載などリニューアルしてパワー大増量していきますので、どうぞお楽しみに!

(2017年元旦 日経DUAL編集長 羽生祥子)