クリスマスプレゼントに、帰省費用、子ども達へのお年玉、忘年会や新年会……年末年始はとにかく出費の多い時期。夫婦のお金の分担、きちんとできていますか? 「その都度、お金があるほうが支払う」方式だと、「僕/私のほうがいつも多く払ってる……」と不満のタネを生むことも。FPの前野彩さんに公平でスマートな特別出費の分担について聞いてみました。

(日経DUAL特選シリーズ/2016年12月収録記事を再掲載します。)

 家計の中でも、「分かっちゃいるけれど、できてないのよね~」というのが、特別支出の管理ではないでしょうか。

 特にこれからの時期は、クリスマスプレゼント一つをとっても、親として贈るプレゼントとサンタさんからのプレゼントで2倍のお金がかかります。

 子どものクリスマス会などの集まりもありますし、親だって忘年会や新年会などの乾杯の機会が増えてきます。

 そのうえ、大掃除の道具やお正月用のしめ縄などの縁起物も必要になり、帰省にかかるお金や親戚の子どもに渡すお年玉も用意しなければなりません。

 また、新年ならではの新春セールや福袋に心魅かれる人もいるでしょう。

 もしかしたら、これからの1カ月間は、1年で一番お金を使う1カ月かもしれませんね。

「その場しのぎ」でそれぞれが支払っていると不満がたまる?

 前置きが長くなりましたが、これらの「特別支出」を誰が払うか、夫婦で決めていますか?

 初めてご相談にいらっしゃる共働き世帯では、「そのときにお金があるほうが払う」というケースが多いようですが、あなたのところはいかがですか?

 「そのときにお金があるほう」というのは、良く言えば「夫婦仲良く助け合い」ですが、悪く言うと「その場しのぎ」とも言えます。

 そのやり方で二人とも不満を持たず、1年間を通した家計もうまく回っているのなら問題ありません。でも実は、心の中で「この前も私が出したんじゃないかな」とか「オレばっかりが高いときに払ってないか?」などと思っていると……楽しい年末年始は迎えられそうにありませんね。

 そこで、今年の年末年始は夫婦で楽しくお金を使えるように、特別支出の出所を決めましょう。次ページから詳しく、そのやり方をお教えします。

次ページから読める内容

  • 夫婦で「特別支出会議」をして負担割合を決める

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