初心者はインデックスファンドがおすすめ

――初めての人におすすめの投資信託はありますか。

 日本を代表する225社の平均株価である「日経平均株価」(「日経225」とも呼ばれる)などの、なんらかの指標(インデックス)と同じ動きを目指す「インデックスファンド」がおすすめです。「今日は日経平均株価が上がりました」というニュースがあれば、日経平均株価に連動するインデックスファンドも上がる動きになるため、動きがわかりやすいと思います。

――その「インデックスファンド」の積み立ては、月いくらからできますか?

 当社のネット取引のコース(正式名称は「ダイワ・ダイレクト」コース)でしたら、投資信託の積み立ては月に1000円からできます

――1000円ですか!それでしたら気軽に始められそう。でも、手数料が気になります。

 運用しているときの手数料(=「信託報酬」)は、保有する金額に応じて支払うもので、支払う割合は投資信託の種類によって異なります。買うときの手数料(=「販売手数料」)は、販売会社(金融機関)によって異なります。販売手数料は、高いものでは3%程度かかるので、1万円の投資信託を買うたびに300円ほどかかります。毎月の積み立てなら、毎月払う必要があります。この販売手数料がゼロのものを、「ノーロード」と言います。

――買うときの手数料がゼロ! それがいいです、ノーロード?でしたっけ?

 はい。当社で扱っているインデックスファンドの中には買うときの手数料がゼロの「ノーロードファンド」もあります。インデックスファンドは、運用中の手数料(=「信託報酬」)が安い点も魅力です。一般的な投資信託では1%くらいのものが多いですが、インデックスファンドなら0.5%程度。長期で投資をするなら、この差はかなり大きくなります

すべてスマホで完結できる

――なんだかインデックスファンドが気になってきました!どうやったら始められるのでしょうか。仕事をしていて店舗になかなか来られないので、インターネットですべて済ませたいのですが……。

 口座開設の申し込みや投資信託の購入などは、すべてインターネットでできます。店舗ですべて済ませたいという方は、店舗で行うこともできます。ネットで行う場合は、当社のトップページの右上にある「口座開設」ボタンから始められます。PCでもスマートフォンでもどちらでもできますよ

――あ、積み立てに必要なお金は、どうやって入れたらいいんでしょうか?

 証券口座に直接振り込むこともできますし、「大和ネクスト銀行」の口座を同時に開設すると、給与振込口座がある銀行から手数料無料で毎月設定した金額を自動的に移すサービスがあるので便利です。

――家に帰ってやってみます!

 積み立ての金額などで迷われるようでしたら、「これからはじめる積立投資」というページに、「カンタン!つみたてシミュレーション」というコーナーがあるので、ぜひそちらで数字を入れてみてください。想定利回り(年率)というものがありますが、あくまでも想定ではありますが、2%~3%くらいで入れるとよいかと思います。ちなみに「これからはじめる積立投資」では、マンガも使いながら積立投資信託について詳しく説明していますので、ぜひ勉強してみてください。

これからはじめる積立投資