日経DUALでは「待ったなしの少子化問題」と、内閣府も推進する「ワークライフバランスを保ちながら生産性高く働くための働き方改革」という2つの視点で優秀な企業を応援する取り組みとして、「共働き子育てしやすい企業グランプリ 2016」調査を初めて実施しました。12月2日(金)に東京都港区の会場にて開催される表彰式では、「共働き子育てしやすい企業&自治体」の表彰と共に、シンポジウムも行いました。今回の記事では、調査の全質問項目を公開します。

【共働き子育てしやすい企業ランキング特集】
第1回 「共働き子育てしやすい企業2016」20社発表!
第2回 「共働き子育てしやすい企業&街2016」表彰式
第3回 「共働き子育てしやすい企業2016」全質問項目 ←今回はココ
第4回 「共働き子育てしやすい企業2016」評価ポイント
第5回 「共働き子育てしやすい街2016」受賞者に聞く
第6回 サントリー育児中社員の「フルモード化」加速の理由
第7回 丸井 市場の変化に対応!「社内の多様化」に本気
第8回 ダイキン工業 両立支援は事業グローバル化への道

調査票の全質問項目を公開

 日経DUALがこのたび発表した「共働き子育てしやすい企業グランプリ2016」。1位はサントリーホールディングス、2位は丸井グループ、3位はダイキン工業となりました。各企業にお送りした調査票にある、第1~4部からなる38の質問項目をすべて公開します。

《第1部:企業の基本情報》
Q1.貴社の正社員数、非正社員数とそのうちの女性の人数をご記入ください。
Q2.役員、社外取締役・監査役、部長相当職、課長相当職の人数と、そのうちの女性の人数、子どもを持つ女性の人数を教えてください。
Q3.管理職のうち、育児休業を取得したことがある人数は何人ですか。

《第2部:6項目の前提質問》
【男性の育児休業】
Q4.2015年の男性社員の育児休業取得率を教えてください。
Q5.2015年に育休取得をした男性のうち、期間が3日以下の方は何%ですか。

【職場復帰】
Q6.産育休の取得者に対し、職場復帰後の働き方を共有するために「本人+直属上司+人事」など3者による面談やプログラムを実施していますか。その取り組みについて、[取り組みの名前、内容、実績]をご記入ください。
Q7.産育休の取得者に対し、職場復帰後の両立生活を円滑にするために「本人の配偶者や家族」を同席させるなど、両立に関与させる取り組みはありますか。その取り組みについて、[取り組みの名前、内容、実績]をご記入ください。

【働き方改革】
Q8.在宅勤務・リモートワーク・テレワークなどを利用できる制度と風土がありますか。その取り組みについて、[取り組みの制度名、内容、環境整備、実績]をご記入ください。
Q9.時間管理の対象となる社員の男女別の月平均残業時間をお教えください。

【残業】
Q10.恒常的な残業時間を減らす工夫や取り組みを、部署によらず全社で実施していますか。その取り組みについて、[プロジェクト名、目標、内容、実績]をご記入ください。
Q11.全管理職の有給休暇消化率を把握していますか。
Q12.管理職と非管理職の2015年の有給休暇取得率をご記入ください。

【イクボス】
Q13.全管理職(男女問わず)に対し、イクボスを増やすための取り組みをしていますか。その取り組みについて、[取り組み名、内容、実績]をご記入ください。

【評価】
Q14.育休取得中は、人事考課の対象から外していますか。
Q15.短時間勤務者や残業なしの子育て社員への、人事考課の考え方(基準)を管理職に提示していますか。その考え方を教えてください。