空間のアクセントになるアイキャッチをつくろう
「アイキャッチ」を住まいに取り入れる工夫としては、壁をくりぬいたような小窓や、床にそって横長のFIX窓(開閉できない固定窓)などを設置する方法もあります。
窓だけでなく、壁に飾る絵やウォールステッカー、ペンダントライトなどもアイキャッチになります。子どもの目をひく色や可愛い形のインテリアアイテムを置くと、子どもたちの好奇心や想像力を刺激します。
「『これはなんだろう、かわいいな』と、ときどき目をとめては眺めてみたり、近寄ってみたりと、好奇心がくすぐられます。壁の穴や窓はのぞき込む角度によって空間が切り取られ、見える景色が限定されるので、対象物が通常より大きく見えて毎回小さな発見があるもの。子どもの観察力も養われるでしょう。単に白い壁の空間ではなく、アイキャッチをつくることで楽しみのある住まいが実現します」(積水ハウス総合住宅研究所の河崎由美子課長)
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(文/大森広司)