日経DUALでは「待ったなしの少子化問題」と、内閣府も推進する「ワーク・ライフ・バランスを保ちながら生産性高く働くための働き方改革」という2つの視点で優秀な企業を応援する取り組みとして、「共働き子育てしやすい企業グランプリ 2016」調査を初めて実施しました。12月2日(金)に東京都港区の会場にて開催される表彰式では、「共働き子育てしやすい企業&自治体」の表彰と共に、シンポジウムも行います。参加費は無料です。ぜひご参加ください! 【共働き子育てしやすい企業ランキング特集】第1回となるこの記事では、調査の概要、全質問項目、上位20社を紹介します。

【共働き子育てしやすい企業ランキング特集】
第1回 「共働き子育てしやすい企業2016」20社発表!  ←今回はココ
第2回 「共働き子育てしやすい企業&街2016」表彰式
第3回 「共働き子育てしやすい企業2016」全質問項目
第4回 「共働き子育てしやすい企業2016」評価ポイント
第5回 「共働き子育てしやすい街2016」受賞者に聞く
第6回 サントリー育児中社員の「フルモード化」加速の理由
第7回 丸井 市場の変化に対応!「社内の多様化」に本気
第8回 ダイキン工業 両立支援は事業グローバル化への道

日経DUALが「共働き子育てしやすい企業ランキング」を実施

 日経DUALでは、2016年9~10月に「共働き子育てしやすい企業グランプリ2016」を審査するため、企業約100社に調査票を送り、約半数から回答を得ました。

 調査票を送る企業の選定方法は2通り。1つは、厚生労働省が公開している「女性の活躍推進企業データベース」サイトに掲載されている情報(2016年7月1日付け)を分析し、「男性育児休業取得率が高い」「平均残業時間が少ない」「年次有給休暇取得率が高い」「管理職に占める女性の割合が高い」という4つの項目において優秀な企業を従業員数の規模別に選定。もう1つは、これまで日経DUALで取材した中で、特に、男女にかかわらず育児・仕事の両立を支援するための独自の工夫をしている企業を選定しました。

 初代グランプリ1社、特別奨励賞2社を含めた、上位20社は下記のようになりました。次のページからは、今回、重点的に評価したポイントや細かい配点について説明します。