10月に子どもが1歳を迎え、育児中心だった生活から、仕事量を増やしつつある眞鍋かをりさん。この連載では、母になってみての一喜一憂する日々をタイムリーにつづってもらいます。母2年目に入り、「初めて地域のママ友ができた!」とのこと。「ママ友=ドロドロで見えと虚勢の世界」などのイメージで警戒心があった眞鍋さんですが、実際はどうだったのでしょう

夜遊び友達と10年ぶりに再会! 日暮れ前の子育て支援センターで

 先日、昔の友達とバッタリ再会しました。よく遊んでいたのは私が25歳ぐらいのころなので、最後に会ってからはもう10年以上経つでしょうか。

 その子は2歳下のとってもかわいい女性で、いわゆる「夜遊び仲間」でした。深夜に集合して、おしゃれなお店でモヒートやカシスオレンジを飲みながらキャッキャキャッキャとガールズトークを繰り広げ、帰りはまぶしい朝日を浴びる。これが定番コースでした。

 彼女とは、特に理由なく疎遠になっていました。連絡先も変わったのか変わってないのか知らないまま月日は流れ…つい先日、偶然再会をしたのです。ばったり会った場所は、なんと以前よく一緒に遊び歩いていた同じ街。

 しかし、私たちには、昔とは決定的に違っているところがありました。

 そこは、真夜中のおしゃれカフェではなく、夕暮れ時の区の子育て支援センター私は1歳の子を、彼女はベビーカーに3歳の子と抱っこひもに2カ月の赤ちゃんを抱えておりました。

 久々の再会に驚き喜んだあと、2人の間に流れる。少~し微妙な空気。母になってから若いときの自分を知る人に会うと、なんとなく恥ずかしいのはなぜなんだろう?

 「なんかさ…お互い、この場所でこの状況で会うのって、なんかスゴイね…」「そうだね…あのころは想像もしてなかったね…」

 「これから、また色々、よろしくね!!」

 10年の時を経て、「夜遊び仲間」が「ママ友」になった瞬間でした。人の縁って、面白いなぁ。

 さて、今回はその「ママ友」についてです。皆さんはママ友付き合いって、どうしていますか?