キャニスタータイプを超える性能で掃除が楽しくなる

 そんなコードレススティック掃除機最大の弱点を克服し、ついにキャニスタータイプをしのぐ性能を備えたのが、コードレススティック掃除機の市場をけん引してきたダイソンが、2016年5月に発売した最新機種の「Dyson V8 Fluffy」だ。

2016年5月に発売された「Dyson V8 Fluffy」 
2016年5月に発売された「Dyson V8 Fluffy」 

 コードレスにもかかわらず、キャニスタータイプよりも集じん力が強い。実際、4歳の息子がいる我が家で使ってみたところ──。

 例えば、これまでのコードレススティック掃除機でも消しゴムのカスは2、3度吸えばきれいになったが、鉛筆の細かい削りくずはよくラグに残っていた。それがDyson V8 Fluffyを使うと一度で両方スッキリ。

 また、おやつはテーブルでちゃんと食べてくれればいいのだが、なぜかソファの前に座って食べて、盛大にこぼす。特にクッキーやおせんべいは悩みの種。フローリングの隙間に粉が入ってなかなか取れないこともあったが、あっさり吸い取ってくれる。実は、「さすがに無理でしょう」と思っていた落ちた毛髪まできれいに吸い取ってくれた。

 「ちょっと大きめのゴミは吸ったら止まっちゃうでしょ?」とおびえていたパパも、子どもと一緒に作ったペーパークラフトの切りくずが一度で吸い取られるのを見た瞬間、「これは気持ちいいね!」と興奮。うっかり落として後で捨てよう…と思っていたお菓子の袋の切りくずも、ついでに吸い取ってくれていた。

コンビネーションノズルを使えば高い所の掃除がラクラク。エアコンのフィルター掃除も日常的にできるようになる。また、隙間ノズルは冷蔵庫など隙間掃除にピッタリ
コンビネーションノズルを使えば高い所の掃除がラクラク。エアコンのフィルター掃除も日常的にできるようになる。また、隙間ノズルは冷蔵庫など隙間掃除にピッタリ

 さらに悩みの種の「高い所」と「狭い所」の掃除も解決! アレルギーっ子家庭なのでエアコンなどの空調周りの掃除は欠かせないのだが、日ごろは椅子を持ってきて「えいや!」と掃除機を持ち上げないとできず、かなりため息が出る作業だったのだが、これはママでもラクラク! 軽いしサッとホコリを吸い取るのでものの5分もかからず終了。冷蔵庫は最近買い換えたので隙間が4.5cm弱という細さなので、大掃除のときに考えようと諦めていたのだが、これなら日々の掃除で十分になる。

パパが掃除機を使おうとすると「ボクがやる!」と奪いにくる息子…
パパが掃除機を使おうとすると「ボクがやる!」と奪いにくる息子…

 結果、毎日、想像を超える量のほこりが家の中に発生していることも分かった。まさに集じん性能の高さが実現する家のクリーン度アップ。パパによれば「すごいハイスペックなロボットと一緒に掃除しているみたいで楽しい」とのこと。面白いようにほこりもゴミも吸い取って集めてくれる“相棒”を手にしたみたいだという。

■Dyson V8 コードレスクリーナーの詳しい説明はこちら