洗濯機、あなたはどんな基準で選んでいますか? ドラム型やタテ型、洗濯乾燥機や全自動洗濯機など、洗濯機にも色々あります。この中から自分に合った洗濯機を選ぶには、自分の洗濯スタイルを見直す必要があります。「家族構成や職種、家事にかけられる時間などによって、洗濯スタイルは変わります。そのスタイルを把握したうえで、洗濯機を選ぶことが大切です」と、家電コーディネーターの戸井田さんは言います。では、前回のフローチャート結果から、あなたに最適の洗濯機をご紹介しましょう。

<前半の記事・フローチャートはこちら> 洗濯機タイプ別 あなたにぴったりなのはこれ!

 お待たせしました! 前回のフローチャート結果から、それぞれのタイプに最適な洗濯機をご紹介します。

Aタイプのあなたは「効率重視派」

 Aタイプの人は、天気や時間を気にせず、自分のペースで日々の洗濯をこなしたい「効率重視派」。そんなあなたには、ドラム型で省エネタイプの乾燥方式(ヒートポンプ・ヒートリサイクルなど)タイプがおすすめ。乾燥方式を省エネタイプにしたのは、ヘビーユーザーの場合、やはり電気代は軽減したいから。また衣類の傷みを軽減する低温乾燥も、省エネタイプなら万全です。乾燥方式をヒートポンプタイプにしたのは、乾燥機をヘビーに使う場合、衣服の傷みを軽減したいから。他の機種と比べると価格帯は30万円と少し高めですが、「時間はお金で買いたい」と思うほど忙しいあなたなら、少し頑張ってこのタイプを選んだほうがよいでしょう。

 次に、Aタイプにおすすめの機種をセレクトしましたので、参考にしてください。

■日立:ビッグドラム BD-NX120A

 洗濯容量12kgは業界最大で、週末まとめ洗いや大物洗いもこれなら安心! ドラム径が大きいことと、時速300kmの高速風で乾かす「風アイロン」で、乾燥シワがかなり軽減されるため、乾燥ヘビーユーザーにはおすすめです。モーターの排熱をリサイクルした、独自の「ヒートリサイクル乾燥」で、ヒーター式ながら省エネ性能が高いのもうれしいポイントです。

■パナソニック:ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9700

 パナソニックは、ヒートポンプ乾燥の第一人者。低消費電力でしっかり乾燥するので、経済的です。温水泡洗浄や即効泡洗浄モードを使えば、洗浄力も抜群。約65℃の温風でダニを加熱して洗い流す「ダニバスターコース」があるので、ダニ対策にも有効です。