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洗濯機の種類、ご存じですか?
まずは洗濯機の種類を把握しておきましょう。洗濯機には、大きく分けて「洗濯乾燥機」と「全自動洗濯機」があります。
「洗濯乾燥機」とは、洗濯機と乾燥機が一台にまとまったもの。乾燥までできてしまうので、洗濯物を干す手間がかかりません。「全自動洗濯機」とは、基本は洗濯から脱水までで、乾燥は「風乾燥」のみというもの。ヒーターを使わずに風だけで乾かすため、乾くといっても半乾きになる程度と考えたほうがよいでしょう。
形も違います。大きく分けると「タテ型」と「ドラム型」があり、「タテ型」は、従来の洗濯機でおなじみ、タテ型の水槽を回転させ、うずまき状の水流で洗濯するというもの。最近多く見かける「ドラム型」は、横や斜めになったドラムの中で洗濯物が回転し、上から下へと落下しながら洗濯するというもの。タテ型は洗剤の泡立ちがいいが乾燥しにくく、ドラム型は乾燥が得意という特徴があります。
乾燥方式は、ヒーター式(水冷式)とヒートポンプ式の2タイプがあります。ヒーター式とは、乾燥機内のヒーターで洗濯物を乾燥するタイプ。従来の洗濯乾燥機は、これが主流でした。ヒートポンプ式とは、2005年11月に登場した新しい乾燥方式で、ヒートポンプで熱交換した熱で乾燥させるタイプ。乾燥温度が60℃と低めで、衣類をあまり傷めません。現在販売されている洗濯乾燥機をみると、タテ型はヒーター式のみですが、ドラム型はヒーター式とヒートポンプ式のどちらもあります。
それぞれのタイプの選び方については、記事の最後にフローチャート診断を用意しています。自分にとって最適なのはどのタイプなのか、診断してみてくださいね。