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行事が続く11~1月の中学受験勉強は「要領よく」

新学年スタートダッシュセミナー(3)/「小学校の行事や正月休みで勉強時間がうまく取れない」。だからこそ、ポイントを絞って学ぶ!


1月の組分けテストに必出なのは「実験器具」と「定番の動植物」

 こちらは、2016年1月に実施された組分けテストの大問1の(5)の問題です。

(5)顕微鏡の使い方で間違っているものを次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。
ア 接眼レンズを取りつけてから対物レンズを取りつける。
イ 倍率の大きいレンズを使う前に倍率の小さいレンズで目的のものを探す。
ウ 視野が明るすぎるときはしぼりを使って光の量を調節する。
エ ピントを合わせるときは接眼レンズをのぞきながらステージを上げていく。

 「実験器具の中でも、顕微鏡の使い方はよくテストに出題される問題です。こうした実験器具の知識を定着させるときは、使い方を覚えるだけでなく、なぜそうなっているのかまでしっかり覚えておく必要があります。また、顕微鏡にはステージが上下するものと、鏡筒が上下するものの2タイプがあるので、それぞれの特徴を押さえておくことも大事です」

 「そのほかに実験器具でよく出るものは、アルコールランプ、ガスバーナー、ビーカー、フラスコ類、メスシリンダー、温度計、上皿てんびんなどです。例えば、アルコールランプにはアルコールを容器の8分目まで入れなくてはなりませんが、それはなぜか? ここでは『アルコールが少ないと、ランプの中でアルコールが気化し爆発する危険性があるから』と、その理由を答えられるようにしておかなければなりません」

 「生物の問題では、出題される生物はおおよそ決まっています。例えば、『卵』であれば、オビカレハ、カマキリ、モンシロチョウ、アゲハ、『さなぎ』であれば、イラガ、ミノガ、モンシロチョウ、アゲハ、完全変態の『昆虫』であれば、カブトムシ、ハチ、チョウ、アリ、蚊、アブなど。これらは生物テストの定番なので、しっかり押さえておきましょう」

 「このように、テストに出題されやすいものをあらかじめチェックしておくことで、得点を上げることができます」

 「理科は“興味の教科”なので、好きになることが得意科目にする一番の近道です。ですから、興味を刺激してあげることがとても大事です。それと同時に、中学受験では目の前のテストで点を上げることも重要です。そのためには、得点が取れる勉強もしていかなければなりません。この2つを両輪で取り組むことが、得点アップにつながっていきます」

 さて、ここまで算数・国語・理科の各教科の組分けテスト対策について説明をしてきました。こうして見ていくと、どの教科も過去のマンスリーテストやカリキュラムテストを振り返ることが大事であることが分かります。

 1月の組分けテストまであと3カ月。この3カ月に何をすべきか明確になったら、あとは実行するのみです。新学年でクラスアップができるように頑張りましょう!

(撮影/木村 輝)

12月中学受験セミナー

越南小町
越南小町 1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。7年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の付属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。

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