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行事が続く11~1月の中学受験勉強は「要領よく」

新学年スタートダッシュセミナー(3)/「小学校の行事や正月休みで勉強時間がうまく取れない」。だからこそ、ポイントを絞って学ぶ!


【理科・新6年生】組分けテスト対策には過去のテスト問題のやり直しが得策

 こちらはSAPIXの5年生の後期カリキュラムの内容です。毎週、様々な分野を学習しています。

出典/中学受験対策セミナー「新学年 スタートダッシュのための進学セミナー」資料より

 では、1月に行われる組分けテストでは、どんな内容が出題されるのでしょうか? こちらは2016年1月に実施された新6年生の組分けテストの出題範囲をまとめたものです。

出典/中学受験対策セミナー「新学年 スタートダッシュのための進学セミナー」資料より

 SS-1で理科主任を務める辻義夫先生は言います。

 「さて、この内容を見て『あれ?』と思いませんでしたか? 大問2と大問4を見てください。5年生の後期カリキュラムでは学習していない『植物』と『月』が出題されているのです」

 「そうなんです。1月の組分けテストでは、後期カリキュラムでは学習していない単元も出題されるのです。しかも、大問5のうちの2問が前期カリキュラムで学習した単元なのです」

 「1月の組分けテストの対策として、後期カリキュラムの振り返りは、ほとんどの子がすることでしょう。でも、前期カリキュラムで習った範囲まで振り返るという発想はなかったと思います。これを知っているのと知らないのとでは大きな差が出ますよね?」

SS-1理科主任の辻義夫先生
SS-1理科主任の辻義夫先生

 とはいえ、後期カリキュラムに加え、前期カリキュラムの学習内容のすべてを振り返るというのは大変な作業です。では、どのような対策を取ればよいのでしょうか?

 「過去のテストを振り返ってください。例えば、植物の問題であれば、夏前に実施された過去のマンスリーテストを確認します。日能研の場合も同じで、過去のカリキュラムテストの確認が、公開模試の対策になります。マンスリーテストやカリキュラムテストは、組分けテストよりも簡単な内容と思われがちですが、実は難易度としてはほとんど同じです。授業で学習した後にすぐやるテストか、少し時間が経ってからやるテストかによって定着力が違うだけです」

 「オープン模試では、塾ではやっていない初見の問題が出題されることもありますが、組分けテストは今までやったことが出題されます。ですから、組分けテストの対策として過去のマンスリーテストを振り返るのは、とても得策なのです」

 また、辻先生は組分けテストなどの大きなテストの特徴として次の2つを挙げます。

① 実験器具に関する問題が出る
② 生物(こん虫)では定番の図版が頻出する

12月中学受験セミナー

越南小町
越南小町 1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。7年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の付属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。

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