「第一志望」に絞り、戦略を立てる
算数、国語、理科、社会。すべての家庭教師の先生がそろい、6年生の9月という遅いタイミングながら、本格的な受験勉強をスタートする態勢が整いました。
さて、ゴールが定まらなければ、学習計画は立てられません。つまり、「志望校」決めです。
息子が希望したのは「早稲田大学高等学院・中学部」。おそらく、パパが早稲田大学出身で、学友が家に遊びに来たり早稲田グッズが家にあったりして、幼いころからなじみや憧れがあったからかもしれません。また、フラッグフットボールの延長線で大学のアメリカンフットボールの大会で早慶戦などを応援する機会もあり、印象が残っていたのかもしれません。実際に学校見学にも行き、「絶対ここに入りたい」と気持ちが固まったようです。
一方、第二志望以下はというと、「どこでもいい」と……。そうした本人の意向を受け、第一志望に的を絞ることに。早稲田大学高等学院・中学部の試験問題には特異な傾向があるようで、それに沿う学習計画を立てていただきました。教材は、先生が独自に用意してくださるものを使用しました。
9月から12月にかけての長男のスケジュールは、次のような感じです。
早稲田アカデミーのNN志望校別コースは、家庭教師の先生方の勧めでした。けれど、宿題がたくさん出て、全部こなすのはなかなか大変。家庭教師の先生に「これはやったほうがいい」「これはやらなくてもいい」と仕分けしていただけたのは、とても助かりました。