子どもを伸ばせる伸芽会メソッド

 教科の勉強だけでなく、子どもが興味を伸ばしたり、ずっと楽しめるような趣味に出合うきっかけにもなるのが、学童内の習い事プログラム「プラスワン教育」(別途有料)だ。ヴァイオリン、ピアノの個人レッスンや、囲碁・チェス、絵画・造形、キッズダンス、体操などのグループレッスンを選ぶことができる。プラスワンで教えてくれる先生たちは、みんな一流のプロや専門家ばかり。そんな人たちから直接学べる習い事が、学童にいる間にできてしまうのは、親にとってもうれしいところだ。習い事に通う距離や安全を心配したり、希望に合う先生を探し回らなくていい。平日に済んでしまえば、土日は家族との時間にあてることができる。

 宿題タイムやGタイム、BKA、プラスワン教育…。こうした様々な充実したプログラムに共通しているのは、子どもたちが前向きに学んでいけるような仕掛けがたくさんあることだ。

 「無理やりやらせても、子どもは興味を持ちませんし、身につきません。やらされるより、子ども自身が興味を持って取り組むようにさせるということが、私たちの教育の根底にあります。長年幼児教育に携わってきた伸芽会だからこそのメソッドは、小学生の教育にも大きく生きているのです」と利倉さんは話す。

 子どもを伸ばすための伸芽会メソッドは、伸芽’Sクラブ学童にも根付いている。例えば「褒めることを通してやる気を出させる」。

ドッジボール大会の校舎ごとの戦略を分析した戦力情報新聞。年に1度のドッジボール大会はおおいに盛り上がる
ドッジボール大会の校舎ごとの戦略を分析した戦力情報新聞。年に1度のドッジボール大会はおおいに盛り上がる

 子どもは知ったことを人に説明したり自慢することで自信をつけていく。子どもたちを「子ども博士」にしてあげることが大事なのだ。子どもを先生にさせ、今日学んだことを報告するだけでなく大人が教えてもらうつもりで説明してもらう。すると、子どもは大人も知らないことを先に知ったということへの自信を持ち、さらに自分から学びたいと思う。

 さらに、「競争心を上手に持たせる」。よい競争心は子どもを伸ばしてくれる。誰が一番に片付けができるか、元気に挨拶ができるか、そんな身に付けたい習慣を楽しみながら競争にしてみると、子どもは自然とやりたがる。「きちんと片付けなさい」というより「誰が最初にきれいに片付けられるか競争ね!」となると、子どもも楽しんで取り組むだろう。

 伸芽’Sクラブ学童には年に1回校舎対抗ドッジボール大会があり、そんな時には「他の校舎に勝ちたい」という競争心が仲間内での一体感も高めてくれるという。見ている子も応援に回ったり、みんなで作戦を考えたり、子どもたちの結束を高め、お互いの思いやりも生まれる。

 そして、「なんでもゲーム形式で楽しませる」。「例えば、『先生の話を聞きなさい!』と大きな声を出すよりも、先生の話を聞いた方が楽しいことがあるぞ、と思わせれば子どもたちは自然と集中しますよね。先生たちは教室に入る瞬間、毎回どうやって子どもたちを楽しませようかと作戦を考えています」(利倉さん)

教室の壁に張り出された生徒達の目標
教室の壁に張り出された生徒達の目標

■伸芽’Sクラブ学童の資料請求はこちら
■伸芽’Sクラブ学童の詳しい説明はこちら