使い方はとてもシンプルだが……

 エッグマエストロの仕組みはとてもシンプルだ。本体(調理部)と通電台に分かれており、本体には直径3cmほどの穴が開いている。本体が電熱線によって熱せられることで穴全体が熱くなり、投入した卵液をじっくりと焼き上げてくれる。

 では、早速使ってみることにしよう。通電台に本体を設置して電源ボタンを押すと、本体下部にあるLEDインジケーターが点滅し始める。点滅が終わって3つのLEDがオンになったら準備完了だ。

エッグマエストロの操作部。加熱中は3つの青色LEDが順々に点滅する。これが全点灯すると準備完了だ
エッグマエストロの操作部。加熱中は3つの青色LEDが順々に点滅する。これが全点灯すると準備完了だ

 続いて付属の小型スプレーボトルにサラダ油を入れ、2~3回プッシュして吹き付ける。角度によって出にくい場合があるので、出が悪いと思ったら多めに吹き付けるといいかもしれない。

付属の小型スプレーボトルを使って、サラダ油を2~3回吹き付ける
付属の小型スプレーボトルを使って、サラダ油を2~3回吹き付ける

 続いて卵液を投入する。具なしの場合はMサイズの卵2個、具ありの場合は1個とのことだが、まずは具なしで作ってみることにしたい。

まずは卵を直接割り入れてみる。取扱説明書には「ゆっくりと入れてください」と書いてあるが、上からそのまま投入するとなかなかそうもいかない
まずは卵を直接割り入れてみる。取扱説明書には「ゆっくりと入れてください」と書いてあるが、上からそのまま投入するとなかなかそうもいかない

 ここで注意してほしいのが、卵液を作って投入する場合は「なるべくかき混ぜない」ということだ。卵液をかき混ぜると気泡がたくさん入ってしまい、場合によってはあふれてしまうこともあるそうだ。……というか、最初にテストで作ってみたところ、実際に筆者自身も流出の憂き目に遭ってしまった。

 いつもだし巻き玉子を作っているのと同じように、卵液にだししょうゆを入れ、味が混ざるように適当にかき混ぜた。自分としては適当なつもりだったが、まったく適当ではなくて多過ぎたようだ。

 最初のチャレンジだったため、もしかしたら油が足りなかったという可能性もある。最初にチャレンジする場合はいきなり卵2個ではなく、1個から始めてみたほうがいいかもしれない。