帰宅すると息子がフローリングの床に転がって寝ていた

 この前も私が仕事から帰ってきたら、息子がフローリングの床で転がって寝ていた。

 寝心地悪そう。というか……、痛そう。しかも、寒そう。

 で、「なんで、このまま転がしとくのさ?」と問うと、夫からは「だって、ごはん食べてないし、おしっこもしてないし、こうしておいたほうがすぐ起きると思って」。そうきたか。見て、「かわいそうだな」とか思わないのか。ベッドまで運ばないにしても、すぐ目の前にあるソファーくらいには寝かせてあげてもいいんじゃないの? と、大きなため息をつきながら、息子を抱え上げてみたら、ほっぺたにフローリングの模様がバッチリついていた。

 その前にも、私が仕事を終えて夜11時近く帰ってきたら、息子が元気いっぱい「ママ、お帰り!」と出迎えてくれた。

 なっなんでこんな時間に起きてるの?

 「いやぁ、なんか、変な時間に昼寝しちゃって、起きちゃった」という夫の返答。まぁ、そんなこともあるのでそれは仕方ないけど。

 もちろん、夜ごはんは食べたよね? 

 「だって、虎、食べないって言うから」

 いやいや、食べないって一時的に言ったとしても、なんか作ってあげれば食べるんだってば。昼ごはん以降、何にも食べてないんだから、お腹空いてるに決まってるでしょうが。案の定、息子本人に聞くと、「うん、ごはん食べたい」。結局、深夜11時台に軽めの食事を取るという、4歳児にはあまり適さない食生活になってしまった。

 4月以降、私が週に2日間、夜の生番組の仕事を始めてから、こういうことが増えた。ありがたいですよ。夫がいてくれるから夜出られるんですよ。

 もちろん感謝しております!

 でも、夜の番組の前に、朝一から大学の授業が入っていて、虎のお弁当と朝ごはんは作るけど、夜ごはんまで作っておけないときもある。それでも、夫は結構料理はするほうなので、「まぁなんとかしてくれるか」という期待があるからそうするんであって……。

 ところが、夜帰ってきて、「今日何食べさせた?」と聞くと、「うん、コンビニおにぎり。3個食ったよ。すごい食欲だな。あっはっは」と感心している様子だ。

 ちょっと! 感心してる場合か?