A. 親が聞きたいことを質問攻めにするのではなく、子どもの話したいことを聞いてあげてください。

 親から子へのコミュニケーションというと、積極的に話しかけたり、話題を提供したりというイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、子ども達の本当のニーズは「ただ話を聞いてほしい」ということです。

 やってしまいがちなのが、「宿題を早くしなさい!」「お風呂に入って寝なさい!!」「遊んだら、片付けなさい!!!」と“to do”ばかりを言い続けたり、子どもの意思を聞く前から「あなたは中学校を受験する気がある? だったら、準備をしないと。お友達は塾に行っているの?」と一方的に質問攻めにしたり、というパターン。これでは、子どもが口を挟む隙を見つけられずに、「お母さんとお父さんは、全然話を聞いてくれない…」と心を開かなくなってしまいます。

 その日の学校での出来事や、友達とのやり取り、今一緒に見ているテレビの感想など、本当にたわいもないことですが、子ども達は“今日、身の回りで起きた出来事”について親に聞いてほしいと思っています。日常の何でもない話を親はいつでも聞いてくれる。それが『親は自分のことをいつでも受け入れ、理解してくれる存在』という安心感につながるようです。