2018年を迎えて「何か新しいことをしたい」と思っていた筆者。実は、以前行ったセミナーで聞いた、最適な投資方法をアドバイスしてくれる「ロボ・アドバイザー」と自動的に分散投資してくれる「ファンドラップ」が気になっていたのです。「何も考えずにお任せでいい」点に惹かれて、最低金額の50万円を預けてみることにしました。

国際分散投資ができて、何もかもお任せ

 この連載を始めてから、すっかり投資に興味がわいた筆者。実は今話題の「ロボ・アドバイザー」を使ったサービスが気になっていました。ロボ・アドバイザーは、コンピュータが最適な投資方法を診断してくれるものです。

 きっかけは、以前に行ったセミナーでロボ・アドバイザーとファンドラップについて学んだこと(「利用者急増!ファンドラップをゼロから学ぶ」参照)。このとき「ダイワファンドラップ オンライン」について説明してもらったのですが、ロボットが最適な資産配分を提案してくれて、国際分散投資ができて、何もかもお任せというのはとても魅力的です。

 「ダイワファンドラップ オンライン」の最低金額は50万円。それなら、なんとかなりそうです。50万円を何か一つの商品にまとめてドンと投資するのは怖いけれど、国際的に分散できるのであれば安心。銀行にずっと冬眠させていないで、世界経済の成長の波にも乗らせてあげたい。というわけで、思い切って50万円を預けてみることにしました。

「リスク許容度診断」で最適な投資を提案

 早速、大和証券のホームページで「無料診断」をやってみました。「ライフプランニング」「資産運用プランニング」「リスク許容度診断」の3つの無料診断ができます。

 「ライフプランニング」では、自分や配偶者の年収、資産、退職時期のほか、子どもの年齢、進学希望先(公立か私立か、下宿するかしないかなど)を登録していきます。「2人とも国公立大に行くのは難しいかな。一人は私立大にしておこうかな」なんて考えて入力していくと、ライフプランシミュレーション結果がグラフで出ます。

 次に、最適な運用スタイルを提案してくれる「リスク許容度診断」をやってみました。最初に「資産運用の目的」を聞かれます。子どもの教育費は、すでに積立投信にトライしているので(「月額1万円の積立投信をかってみた!」参照)、今回のファンドラップは「老後資金」にしようかなと思っています。

 その後、資産運用期間など様々な質問に答えていきます。「100万円を1年間投資した場合のポートフォリオの想定運用結果です。どのポートフォリオに魅力を感じますか?」という質問もあります。「96~108万円」「92~114万円」などと4つの選択肢がありますが、96~108万円はちょっと物足りないような…。かといって82~129万円は、チャレンジすぎるような気がします。結局「92~114万円」を選びました。

 すべての質問に答えると、最適な運用スタイルが提案されます。筆者の場合は「バランス運用スタイル」が最適だそうです。

 どんなものに投資するのか、その配分についても詳しい提案があります。こんなに細かく%で表示されるんですね。

 リスク水準は、9段階中の5(真ん中くらい)とのこと。高くもなく低くもなく、私にはちょうどよい感じもします。

ロボ・アドバイザーの無料診断
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