親の不安トップは「症状が出たときに子どもがつらそう」

 子どもにアレルギーがあると、食生活や住環境に制限が出てしまいます。共働きでただでさえ忙しいのに、「市販の惣菜が食べられない」「ハウスダスト対策で毎日掃除機をかける必要がある」など、親の負担も大きくなってしまいます。そこで今回のアンケートでは、アレルギーの治療で大変なことを聞いてみました。

 トップになったのが「症状が出たときに子どもがつらそう」。次いで、「アレルギーが治らないのではないかという不安」という項目が上がりました。食物アレルギーっ子の親が多いため、食事に関する悩みも多いようです。

 アレルギーは体質なので、完全に治るということはありません。しかし、発症を抑えたり、症状をコントロールすることはできます。医師と連携し、子どもが大きくなったら自覚を持たせることが、親の負担をラクにするポイントです。