板谷さんイチオシ! アウトドアのパパの“イケてる漢料理”とは!?
パパ主導でファミリーキャンプに行くのであれば、キャンプのメーンイベントとなる晩ごはんもガッツリとパパ主導で行きたいところ。「パパが最初から最後までアウトドア料理を用意するんだというところを目指してもらいたい。火をおこすところから始まって、料理を作り、ママたちに持っていってあげるところまでやってほしい」と、板谷さん。
ありがちなのが、下処理的な、食材を洗って切ったりするところまではママに任せておいて、焼くなどの“イイところ”だけパパがやるといった流れだが、「ボクのなかでは、それは最悪だし、ぜんぜんダメ! 『つべこべ言わず、ママは黙ってそこに座って酒でも飲んでろ!』みたいな感じが、ボクの理想です!」と、板谷さんは言う。
「もう、ママたちの手出しは一切不要! ゆっくりママ同士で、パパの文句でも言い合いながら、どんどん盛り上がってもらいたいですね(笑)。その横で、必死に汗を流しながら、パパたちがアウトドア料理を豪快に作っていって、バン! と出す。それを見たママたちが、『ウチのパパも捨てたもんじゃないわね』といった光景が理想です。そんなところを、ぜひ、パパたちには目指していただきたいと思っています!」
そんな、パパのアウトドア料理にこだわりを持つ板谷さんが、豪快な“漢の料理”としてオススメするメインメニューは、ダッチオーブンを使った「鶏の丸焼き」だ。
「ダッチオーブンって、持ってみると分かりますが、かなり重い。ママだと、持ち運ぶことさえ大変です。それだけ重たいダッチオーブンを、パパがサラっと持つ感じが『男じゃねえかっ!』って思えて、好きなんですよね。だから、“男の料理”ではなく、“漢の料理”なんです。ダッチオーブンを使った料理は、その象徴と言ってもいいかもしれないですね!」と言う。
確かに、重いダッチオーブンで、豪快な料理を作るパパはカッコイイに違いない。
「重たいフタをして、その上から炭を載せるというのも、見た目的に豪快です。上からも下からも炭火で加熱するので、上質なオーブン料理がアウトドアでできる。しかも、短時間でできるし、見た目のインパクトも非常にデカいので、メーンメニューとしては最適です」
ちなみに、ダッチオーブンは、だいたいどこのキャンプ場でもレンタルできる。板谷さんは、「ダッチオーブンは、イイものはけっこうなお値段なので、まずはレンタルしてみるのがいいでしょう。道具が揃ってきたところで、ぜひ欲しいと思えるようになったら、購入を検討してみるのがオススメです」と言う。