「6歳臼歯」を守ることが、永久歯を守ることに!
正しい歯磨きを身に着けるために覚えておきたいのが「6歳臼歯(きゅうし)」。名前の通り6歳前後で生えてくる“初めての大人の歯=永久歯”で、乳歯の奥歯の一番後ろに生える上下の第1大臼歯のこと。歯茎の下に隠れている期間が長く、完全に生えるまでに1年もかかる。しかもかみ合わせの力が最もかかる歯であり、永久歯の歯並びやかみ合わせの“基本となる歯”でもある。
よってこの「6歳臼歯」をいかに守るかということが、永久歯を守ることにつながるのだが、何しろ生えきるまでに1年かかるから、他の歯よりも少し低い状態が長い…つまり歯ブラシが届きにくい期間が長いので、汚れやすく、虫歯になりやすいのだという。
虫歯の原因となるのは虫歯菌を含むプラーク(歯垢)で、それを取り除くためには正しい歯磨きが必要だ。手磨きなら少なくとも1カ所を20回以上、歯の生え方や歯並びに合わせて磨く必要がある。難しいのはこの「歯に合わせて磨く」こと、そして1カ所20回以上という目安、力加減。力が強すぎても歯や歯茎が傷つけてしまいかねないし、20回以上、歯ブラシを当てるというのは、子どもの自分歯磨きとしてはかなり厳しい要求ではないだろうか。そもそも、子どもの自分歯磨きどころか、仕上げ磨きだって自信がない……(しかも時間的の制約もある…)。
そこで大いに役立ってくれそうなのが、フィリップス エレクトロニクス ジャパンが10月に満を持して発売した子ども用の充電式電動歯ブラシ「ソニッケアーキッズ」だ。