誰にでも訪れる「最期のとき」
日本人の平均寿命から考えると、少なくとも最期のときは80歳以降であり、その年齢になるまでに、まだ数十年あるのがDUAL読者の皆さんです。
漠然と「何かあったときのために準備をしておいたほうがいいんだろうな」ということは分かっていても、「そのためだけの時間を作るのは難しい」というのが現実でしょう。
そこで、今回はその悩みを解決するための方法をお伝えします。
「今、何をやりたいか」を書き出してみる
子どもが年長さんなら、ランドセルのCMを見ると、「来年から小学生か~」と小学校入学を意識するでしょう。でも、画面が変わった途端、そんな気持ちはすぐに忘れていませんか?
仕事も子どもも自分自身のことも、考えるべきことややらなければいけないことが山盛りのDUAL読者にとって、遠い将来のためだけの準備は負担になりがちです。
まずは「今何をやりたいか」ということから考えていきましょう。そこで役に立つのが、「ライフイベント表」です。
ライフイベント表とは、家族の未来予想図に当たるもの。「来年は小学校だね」「下の子が小学校に上がる前までにはマンションを買いたいよね」「次の車検の前には車を買い替えたいね」など、何となく思っていたり、普段から夫婦の話題に上ることを、書き出すだけでいいのです。