くぐりぬけたりのぞき込める「穴」をつくろう
「くぐりぬけ」を住まいづくりに活用する例としては、小窓やアーチ状の出入り口、カーテンなどの活用が考えられます。また、低い鴨居や頭を下げないと通れない高さの建具などは、ちょうどよい“くぐりぬけ感”をつくれます。
「実は大人にも、この『くぐりぬけ』の気持ちは残っているものです。のれんをわけいるときのワクワク感や入ったあとの仲間意識、カーテンを開けて通り抜けるときの期待感などは、共感できる人も多いのではないでしょうか」(積水ハウス総合住宅研究所の河崎由美子課長)
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(文/大森広司)