「赤い口紅」はいわば女性を美人に見せるテクニックの象徴
日経DUAL編集部 野宮さんの新著『赤い口紅があればいい』の中に、「鏡を見なければ始まらない」という一節があります。産後の体型の変化や育児、家事、仕事の両立に追われて、わが身を鏡で直視するのは正直なところ、怖いと言いますか……。
野宮さん(以下、敬称略) 本の中でも「できれば各部屋に鏡を設置すること」を勧めています。いつでもチラ見で自分をチェックするというのが大事です。その理由は、メイクをするときや、洋服のコーディネートで鏡に向かうときは無意識に「鏡に映る」表情をつくってしまうから。このチラ見だと、鏡に映る疲れた顔や無防備な表情に思わずドキリとするかもしれませんが、自分が知らないこの姿を他人は見ているものなのです。ショックを受けて「これではいけない」と思う限り、その瞬間を“美人になるきっかけ”に変えることができます。
本のタイトルの「赤い口紅」はいわば女性を美人に見せるテクニックの象徴です。赤い口紅をつけるというと「勇気がいる」と身構えてしまう人が少なくないようですが、実際につけてみると、他の隠したい部分が目立たなくなったり、気分が高揚してきたり、と色々な効果があるものです。
おしゃれしよう、と思い立ったときに洋服をすべて変えてイメージチェンジを図るのは意外と大変ですよね。だったら口紅をきっかけに変化のためのささやかな一歩が踏み出せたら素敵ではありませんか? 赤は気分を上げる色です。最初の一歩を踏み出す勇気としてポーチに入れておくだけで、お守りになると考えてはどうでしょうか。いざというときに、赤い口紅さえあれば、いつでも“スタンバイOK”の状態になれますし。せっかく女性に生まれたのだから、女性であることを最大限楽しみたい。美人に見えるテクニックさえ知っていれば、どんな人も自分に自信が持てるはずですし、自由になれると思うのです。
次ページから読める内容
- 人と違うと気にしているそのパーツこそ、武器になる
- 赤い口紅をつけるときのポイントは、すべてを整えすぎないこと
- 記念日には家族全員でおしゃれをして、いいレストランでおいしいものをいただく
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