DUALおでかけサポート 2016年9月22日発行

 平日は忙しくて、うっかり次の週末の予定を何も考えていなかった!……なんていうことも多い共働きファミリー。そんな日経DUAL読者の代わりに、休日のとっておきのおでかけ情報を厳選してお届けします。

【1】伝統工芸体験5選! 簾製作や箸作りに親子で挑戦(首都圏・関西のイベント先取り情報)
 ●「染の里二葉苑」江戸更紗染め物染色体験【東京・新宿区】
 ●「田中製簾所」江戸簾製作体験【東京・台東区】
 ●「向山楽器店」箸・コースター作り【東京・江戸川区】
 ●「地域観光情報研究社」漆器加飾(色絵)【京都・京都市】
 ●「瓦道」ミニ鬼瓦作り【奈良・奈良市】

【2】9月25日(土)・26日(日)に行ける親子おでかけ場所(首都圏・関西)
 ●ジブリ映画にも登場するウミガメとふれあおう
 ●赤毛のアンの舞台カナダの「プリンス・エドワード島」を知る
 ◇その他3本

伝統工芸体験5選! 簾製作や箸作りに親子で挑戦(首都圏・関西のイベント先取り情報)

 9月も後半に入り、秋めいてきました。今回は日本ならではの芸術の秋を体験できるイベント、中でも伝統工芸に触れられるものをピックアップしました。伝統工芸と聞くと厳格な職人さんの世界を想像してしまい、子ども連れでの体験は難しいのでは…と尻込みする方も多いかもしれません。一方で、小さなうちから日本古来の工芸品に直接触れる機会が減っている昨今、子ども達にこそ伝統工芸に触れてほしいと、幅広い世代に向けて様々な体験教室を開く職人さんも少なくありません。
 この機会にぜひ体験して、子どもとともに教養を深める秋にしてみてはいかがでしょう?

DUALチェック!

 東京・新宿にある「染の里二葉苑」は、創業96年目を迎える老舗の染色工房。ここでは、室町~安土桃山時代にインドから日本に伝わり、日本独自の発展を遂げて現代まで受け継がれてきた染織工芸「江戸更紗」の染色体験ができます。
 京都・京都市の「地域観光情報研究社」には独自の体験内容があり、素材や施設を改良しながら京都文化の普及を目指しています。それだけに、小さな子でも体験可能な体験教室が多いのが特徴です。今回は日本を代表する工芸品「漆器」の加飾(漆器に文様を施すこと)体験を紹介しています。
 その他のスポットでも、今回取り上げた体験以外のプログラムを開催しているところも多いので、子どもの興味と年齢に合わせて体験内容を選択してみては?
 職人さんの工房へ直接入る体験教室もあります。場合によっては危険なこともあるので、レクチャーしてくれる職人・職員さんの指示には従うようにしてください。

 伝統工芸を学べるスポットは、以下の通りです。